くりかえす桜の下で君と
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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あらすじの設定はとても好み。ループ世界に閉じ込められ、脱出する方法が同じ境遇の仲間の誰かと恋人になる事。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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悪くはないんですが、SFの設定が雑すぎますね… 特に時間軸や多重世界観などの説明もなく、訳が分かりません… また、主ストーリーに絡まない登場人物(とある行動のために必要な人物)が多く必要性に疑問があったり、ヒロインの行動もあまり納得出来るものでも無く、人の感情を見越した行動や台詞も多くて感情移入しきれず、かと思えば心情や設定の齟齬をわざわざセリフ内で説明したりする部分もあり、、、と、などなど結構違和感が多かったです。 ストーリーそのものは悪くは無いんですが、それを取り巻く細かい部分、囲いというか土台の部分に杜撰さを感じました。 | ||||
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舞台である彼らの通う高校では決まって20の人間が時のループに巻き込まれ、4/8から4/18までの11日間の日々を繰り返すようになる学園七不思議のようなものが存在する。そして彼らが時のループから解放されるには、ループに巻き込まれた20人の中に想い人を見つけ、両想いとなり、最後の日、学園に咲く桜の木の下で二人愛を誓いあう、そうやって時のループから解放されるのである。 突如ループに巻き込まれた主人公に、彼に逢った初めての日に大粒の涙を流す黒髪の美少女、幼馴染で昔から仲が良い元気っ娘、主人公が中学の頃から思いを寄せていた女の子、大きくこの4人が主人公を取り巻くヒロインポジとしては登場する。このように、設定としては面白いのだ。 しかし、最後にポッと出してきた、ある設定によって私は一気に興ざめすることになった。その設定は安直すぎるし、またこれまでの文章に全くの伏線が無かったからだ。伏線があれば、難なくその流れを受け止めることが出来たかもしれないが、それがなかったため、私は小説から置いてけぼりにされた。そこからは一気に崩れた。この小説に対するモチベーションは無くなった。幾ら最後まで書ききれたとしても、あれでは笑止に思う。 あと、女の子のキャラ分けは工夫したかったんだろうが、やっぱりバスケ部女子にお嬢様言葉は似合わない。違和感しかなかった。どうせなら、もう普通に桜庭ちゃんを毒舌お嬢様にして、三瀬ちゃんは彼の性格と真反対の運動部女子という設定でも良かったのではないかと思った。 | ||||
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登場人物の心情の流れが分かりやすく、納得しやすかった。ただ、もうちょっと尺をとって表現して欲しかったなぁ。できれば後2巻くらい。まぁ、しょうが無いけど。それにループの謎も解明して欲しかった。後なんだかんだヒロインが可愛いのがよかったのかも、ツンデレ好きなので。 | ||||
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ストーリーというか展開はものすごく私好みでした。 テンポも良くて、なによりキャラクターが個性的でかわいい点も私好みです。 ただ、文章力です。 さらっと読み流す程度には面白くて問題ないのですが、一文一文きちんと読んでると、"ここ絶対描写足りてないやん" っていう部分や、"誰が喋ったん?" みたいな会話文周りの地の文の弱さが明らかに目立っていました。 でもまあ普通に楽しく読めたので良かったです。 ありがうございました。 | ||||
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読書が趣味の主人公・望月譲がある日、「4月8日から4月18日の11日間のループ」に巻き込まれる学園恋愛小説 ループから出るためにはループに巻き込まれたメンバー20人の誰かと恋人になる必要があり、恋人になるとループから解放され、入れ替わりにその人数だけ新たに巻き込まれる 既に片思いの相手がいてその相手が巻き込まれるのを待っていたり、受験勉強をしたりと、あえて恋人を作らない人もいる 譲は中学時代から片思いしている三瀬佳織が巻き込まれるのを待つことに決めるが、ループ内で3年以上過ごす桜庭祥子から自作小説の批評を頼まれたことをきっかけに深く関わるようになる 三瀬と桜庭の間で揺れる様子と桜庭が3年過ごした理由が作品の見所 同じくループに巻き込まれた幼なじみや友人と過ごすことで心境に変化が起きていく様子が上手く描かれていて、譲が趣味の読書をきっかけに三瀬や桜庭と知り合って惹かれていく経緯が感情移入しやすく、話に引き込まれていった 桜庭の秘密はメディアワークス文庫らしい「ややありがちな」理由ではあるが、それまでの展開からは予想外で、良い意味で裏切られた 残念だったのは、「ループから出ていく」という感覚(世界観)がわかりにくかったことと、そもそもループ現象の謎がはっきり明かされないこと あくまでもループに巻き込まれた人々の恋愛模様を主軸に描かれた作品なので、SF要素を気にする人には合わないかもしれない また、読後感は良いのだが、人によっては(特に先読みができてしまう人は)クライマックスからラストにかけての展開を「ややありがち」どころか「ベタすぎる」と感じると思う 作者がライトノベル中心に活動しているのでそのためかもしれないが、今作は単巻で完結しているので、ライトノベルも読むという人にお勧め | ||||
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