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ハング



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【この小説が収録されている参考書籍】
ハング
ハング (中公文庫)

ハングの評価: 6.60/10点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.60pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

ハングの感想


▼以下、ネタバレ感想

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松千代
5ZZMYCZT
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

暗く、そして後味が悪い

誉田哲也氏と言えば、女性ヒロインを主人公にする物語が定番だが、本作は男勝りの警察小説に仕上がっている。
暗闇、陰謀、裏切り、悲しみ、復讐、絶望感が入り乱れるダークな物語だ。
主人公の元捜査一課の津原の視点をメインに進んでいくが、前半と後半では雰囲気を180度変えていく。
雰囲気急変のきっかけは、ある殺人があったことが理由になる。
津原の気持ちになって考えると、それもいたしかたないことなのかと思える。

明るい部分があったのは序章のみで、ほぼ全編ダークが漂うお話で個人的には最高のテイスト。
かつ殺人動機等が納得させられるものであれば最高評価であった。
減点は2つ。
まず人が殺されすぎたこと。今まで読んだ誉田作品の中で一番多いのではないだろうか。
二つ目は殺人動機。そんなことの為に、私利私欲の為に殺人を犯したことへの怒りが半端ない。

なので少し後味が悪いと思ってしまった。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

天と地

この小説の前半と中盤以降の話の展開の違いは凄すぎる。
警察小説だと読んでいると、後半は犯罪?ノワ-ル?と思わせる展開。

始まりの軽いノリと違って、テ-マは重い。
国益のために何をしても許されるのか、憎しみは正義を変えてしまうのか。

主人公津原の純粋さと汚れていく様は、あまりに切ない。

タカタソン
HU0OGV5Q

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