愚か者の盟約

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愚か者の盟約の評価:

6.00/10点 レビュー 1件。 D ランク

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平均点6.00pt

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全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

ポリティカルではあるが

ストーリー紹介には「傑作ポリティカル・サスペンス」とあるが、ポリティカル小説としてはよくできているものの、サスペンスはちょっと物足りなかった。
父親の急死による弔い合戦の選挙に当選した社会党代議士が、政界の波に揉まれながら成長し(成長ではなく、変節かも知れないが・・・)、リクルート事件を契機とする政権交替で重要な役割を果たすようになる。いわゆる55年体制の崩壊過程をていねいに追いかけていて、現代政治史の一面を面白く知ることが出来る。その点では、非常に読み応えがある。
しかし、党本部から押し付けられた第一秘書との運命的な絡み合いという、サスペンスを高めるはずのサブストーリーが、いまひとつ盛り上がらない。代議士、秘書、代議士の妻、人気女性キャスターという主要人物の人間性がもう少し掘り下げられていたら・・と残念だ。

iisan
927253Y1