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永遠の仔の評価:
8.33/10点 レビュー 6件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.33pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
世相を反映した社会派ミステリー
一級の本格的社会派ミステリーと言える。ボリュームも十分あり、かつ、内容も重厚。20年ほど前の作品だが、「児童虐待」というこの本書のテーマは、古さを一切感じさせない。というより、現代のこの令和の時代にこそ、もう一度改めて読みたい小説である。3人の子供たちの内面がとても丁寧に描かれており、また、ストーリー展開も緻密に考えて書かれてあり、飽きさせない。冗長という捉え方もあるかもしれないが、じっくり派の読者にとっては、この分量こそ好ましい。暗くて救いが無いという見方もあるかもしれないが、著者は端から希望や夢や明るさを描きたかったのではないだろう。 ▼以下、ネタバレ感想
永遠の仔の感想
小説の舞台である四国が故郷である私には、主人公達が救いを求めた霊峰にも登山経験があり、読んでいて情景が想像しやすく物語りにぐっと引き込まれました。登場人物たちの暗い過去からくる感情の波は、序盤はしっくりこなかったのですが、読み進めると長編でしっかりストーリーが出来ているので、読んでいる私にも心に響くようになりました。特に、後半にあるジラフの両親とのやりとりは涙なしでは読めませんでした。ミステリーの内容に重視した作品ではないので、ミステリー小説として手に取ると残念に思う方もいらっしゃると思いますが、読んで損はないと思います。
面白いと言う表現は不適切ですが、過去と現在をシンクロさせ、一気に読ませてしまいます。ほぼ全員が死んでしまい、最後も・・・・切ない。若い父親、母親に読んでもらいたい。古本屋にて低価格でたくさん出ているのでお勧めです。
一級の本格的社会派ミステリーと言える。
ボリュームも十分あり、かつ、内容も重厚。
20年ほど前の作品だが、「児童虐待」というこの本書のテーマは、古さを一切感じさせない。というより、現代のこの令和の時代にこそ、もう一度改めて読みたい小説である。
3人の子供たちの内面がとても丁寧に描かれており、また、ストーリー展開も緻密に考えて書かれてあり、飽きさせない。
冗長という捉え方もあるかもしれないが、じっくり派の読者にとっては、この分量こそ好ましい。
暗くて救いが無いという見方もあるかもしれないが、著者は端から希望や夢や明るさを描きたかったのではないだろう。
▼以下、ネタバレ感想