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【ミシェル・ビュッシ】
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恐るべき太陽の評価:
7.50/10点 レビュー 2件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.50pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
恐るべき太陽の感想
フランスのミステリー。そして誰もいなくなったのオマージュとか言っていたけど、そこまでのそれは感じなかったかも。この作家の小説は黒い睡蓮も読んだけど、あれと同様に立ち上がりは -- フランス語の訳のせいなのか -- ヌメーっとした感じですごいとっつきにくいんやけど、事件が起きてからは引き込まれるのように面白くなる。普通に騙されたし。面白かった。
はい、騙されました!
フランスの人気作家・ビュッシが「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品。隔絶されてはいないけど連絡が取りにくい島に集まったグループのメンバーが次々に犠牲になるという、クラシックな趣向の謎解きミステリーである。女性に大人気の作家が主宰する「創作アトリエ」がゴーギャンが愛した島で開催され、五人の作家志望の女性が集まった。ところが作家は、「死ぬまでに私がしたいのは」と「海に流す私の瓶」という課題を出したのち、行方をくらませてしまう。さらに一人、また一人と参加者が殺害され、現場には怪しいメッセージが残された。次の被害者は誰か、誰が犯人なのか、五人は互いに疑心暗鬼に陥って行った。参加者の娘と、同じく参加者の夫である憲兵隊長が探偵役となり、五人が書いた課題作を手掛かりに謎を解いていくのだが、そのプロセスで明らかになるのは「信頼できない語り手」ばかりで、ミステリーにミステリーを重ねた物語である。そこに作者の超絶技巧が凝らされており、見事に騙された。クリスティーへのオマージュというより、いかにして読者を幻惑するかが主眼の作品として、作者との知恵比べが好きな方にオススメする。
フランスのミステリー。そして誰もいなくなったのオマージュとか言っていたけど、そこまでのそれは感じなかったかも。この作家の小説は黒い睡蓮も読んだけど、あれと同様に立ち上がりは -- フランス語の訳のせいなのか -- ヌメーっとした感じですごいとっつきにくいんやけど、事件が起きてからは引き込まれるのように面白くなる。普通に騙されたし。面白かった。