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スパイ教室01 《花園》のリリィ



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【この小説が収録されている参考書籍】
スパイ教室01 《花園》のリリィ (ファンタジア文庫)

スパイ教室01 《花園》のリリィの評価: 6.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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(6pt)

スパイ教室01 《花園》のリリィの感想

スパイ小説×ライトノベル。キャッチフレーズとなったキーワードは『騙し合い』。
『このライトノベルがすごい2021』の上位に掲載されており、内容が気になったので手に取りました。

読書前に期待していた『騙し』の要素はきちんとあり、ミステリを読みなれていない層には巧くいくと思われる……。歯切れが悪いのは、それをする為に物語を楽しむ要素が犠牲になっている点が多いと感じられた事です。詳しくはネタバレ側で。

ライトノベルとしてのキャラクター性はどうかというと、本書の表紙のリリィと先生の2キャラぐらいしか魅力がないと思いました。2巻、3巻と巻数を重ねる毎に一人一人にスポットが当てられていく構成だと思われます。なので本書単体で見ると各人の能力も未知数のままですし、主人公の能力が何かキーになるかというとそうでもない為、特定のキャラに魅力を持つという事が難しい状況でした。印象に残ったのは、最強な先生との駆け引きと、ドタバタのスパイ教室ぐらいな次第。

スパイ小説とはいえ、ライトノベルの雰囲気の明るさ・軽さで読みやすいのは好感。
ただ本格的なスパイ小説を読む方には非常に物足りなく感じるので、仕掛けにしても濃い一発が何か欲しいと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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