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【我孫子武丸】
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探偵映画の評価:
4.38/10点 レビュー 8件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点4.38pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
あまり面白くなかった
結末がダメ。
アイデアはいいのだが…。
急逝した監督の代わりに途中まで制作された映画をスタッフで観て、結末を推理して完成させる。なんとも魅力的な謎ではないか。ミステリにはまだこんなアイデアがあったのかと文庫裏表紙の紹介文を読んでワクワクしたのが本書だ。しかも私は映画好きでもあるので、その期待は否が応にも高まった。こういう趣向の小説には付き物の、映画に関するトリビア、含蓄はしかし意外とこちらの痒い所に手が届くものではなかった。我孫子氏はクラシック・ムーヴィーのファンらしく、モノクロ映画からカラーに移る頃の映画スターに関する言及が多かった。私はこの時代の映画には疎いのであまり興趣が湧かなかったのが残念なところだ。なんせ本書で初めてフレッド・アステアを知ったくらいなのだから。そして本書の主眼であるスタッフが推理して完成させた映画の結末は特に意外性も感じなかった。まあ、収まるべくして収まったという感じだ。プロットが抜群だったのに、どんどん尻すぼみしていった、そんな印象の強い残念な作品になってしまった。やはり映画を題材にしているからには映像ならではのミステリ手法を採用した方が映えるのだろう。本書は特にそう思った。だから私は未完成の映画をみんなで推理して結末を作って完成させるという大枠を生かしたまま、映像化した『探偵映画』を観てみたいものだ。
探偵映画の感想
映画を巡るミステリー。映画好きにおすすめ。
現実の監督失踪事件と、映画内での殺人事件という2つの事件が起こる。映画内の事件は「ああ、なるほど」とも思えましたが、監督失踪事件の方の真相は「なにそれ?」といった感じです。まあ、小説のなかで映画を創るというアイデアは面白いし、楽しく読ませてもらいました。
結末がダメ。