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帰郷の評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
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モダン・ウェスタン?
作者は、ロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズを引き継いでいる実力派作家とのこと。そういわれれば、現代風のソフトなハードボイルドの雰囲気が似ているかな? しかし、本作の舞台はスペンサーが活躍するボストンやニューイングランドではなく、ディープサウスのミシシッピー州の片田舎ということで、全体にウェスタンっぽい活劇調に仕上がっている。主人公・クウィンは、陸軍レンジャー部隊の現役で、田舎町の保安官だった伯父の葬儀のために故郷に帰った来たが、伯父は自殺だったと聞かされる。さらに、残された伯父の地所は借金の片として奪われようとしていた。この話に納得がいかないクウィンは真相を探り始めるが、世間の繁栄から取り残された南部の田舎町は狭い人間関係と欲望の網にとらわれ、善悪が入り乱れた複雑な様相を呈していた。ミステリーというには謎解きの要素は少なく、ハードボイルドというには主人公が純粋過ぎる感じで、このあたりはスペンサー・シリーズに通じるところがある。武装してコンビニに立てこもった悪人グループに、主人公や保安官、街の住人たちが銃を取って立ち向かうクライマックスは、ウェスタンそのもの。全体を通して「帯に短かし襷に長し」な印象を拭えなかった。
作者は、ロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズを引き継いでいる実力派作家とのこと。そういわれれば、現代風のソフトなハードボイルドの雰囲気が似ているかな? しかし、本作の舞台はスペンサーが活躍するボストンやニューイングランドではなく、ディープサウスのミシシッピー州の片田舎ということで、全体にウェスタンっぽい活劇調に仕上がっている。
主人公・クウィンは、陸軍レンジャー部隊の現役で、田舎町の保安官だった伯父の葬儀のために故郷に帰った来たが、伯父は自殺だったと聞かされる。さらに、残された伯父の地所は借金の片として奪われようとしていた。この話に納得がいかないクウィンは真相を探り始めるが、世間の繁栄から取り残された南部の田舎町は狭い人間関係と欲望の網にとらわれ、善悪が入り乱れた複雑な様相を呈していた。
ミステリーというには謎解きの要素は少なく、ハードボイルドというには主人公が純粋過ぎる感じで、このあたりはスペンサー・シリーズに通じるところがある。武装してコンビニに立てこもった悪人グループに、主人公や保安官、街の住人たちが銃を取って立ち向かうクライマックスは、ウェスタンそのもの。全体を通して「帯に短かし襷に長し」な印象を拭えなかった。