夜の国のクーパー

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評判

夜の国のクーパーの評価:

7.40/10点 レビュー 5件。 B ランク

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平均点7.40pt

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No.1
(6pt)

喋る猫、交渉する鼠、兵士に変身する杉・・・国家と戦争のファンタジー

伊坂幸太郎の10冊目の長編小説。猫が喋り、鼠が交渉する世界で起きた戦争と国家支配と住民の不思議な物語である。
妻に浮気された40歳の公務員が船で釣りに出て遭難し、気が付いたら体を縛り付けられており、しかも胸の上に乗っかった猫が「ちょっと話を聞いてくれ」と語りかけて来た。その話は、猫が住む国で起きた戦争と敗戦と占領と国民の間に伝わる伝説の兵士たちの物語だった。
現実とパラレルに出現する異世界で現実の世界を反映しためるくめくようなファンタジーが展開するという、伊坂幸太郎お得意の世界の話である。そこの部分を楽しめるか否かが、本作への評価の分岐点であり、個人的にはどっぷりと浸り込むことは出来なかった。
ファンタジックな物語で現実世界を照射するという伊坂ワールドが好きな人にはオススメする。

iisan
927253Y1