京都市の北西にある美しい竹林の里、嵯峨野。ここに、男女6人の大学同窓生が民宿経営をする山荘がある。

OL三人組の麻知子、みどり、ユミと同宿だった新妻が鴨川で溺死、夫に疑惑が。

キャサリンは、アメリカ元副大統領である父とともに来日。

美知子は、上司である朱雀の4度目の妻に選ばれ、挙式の当日は幸せ一ぱいだった。

京都を走る嵐電（らんでん）こと京福電鉄と京都の町を愛する会員7名の「嵐電会」が、寺社巡りをし、終点の嵐山まで行くという企画を立てた。

警視庁捜査一課の西本刑事が、群馬県の世界遺産・富岡製糸場で毒殺された。

大学時代の友人・永田から、十津川警部の自宅にかかってきた電話。

エリート官僚の妻・青木美加が殺され、十津川らの極秘の捜査が始まった。

神戸の異人館のプールで、若手女優と会社社長の死体が発見された。

手話通訳士試験に合格し、福祉事務所の嘱託となった小早川京子は、初仕事で殺人事件の容疑者の通訳を任される。

秋野夕雨子は推理作家だが、TV「ナイト9」のニュースキャスターとしても活躍している。

日本画家の沢木と京都の舞妓たち一行は、伊豆修善寺温泉で正月をすごしていたが、そこで顔見知りの芸妓が他殺死体で発見され愕然とする。

空港税関の検査官今井陽子は、グアムから帰国した若い女性の隠し持った貴金属を発見した。

沖縄県八重山。ニライカナイ信仰の島を訪れた新聞記者の田島は、そこで五体の白骨を発見する。

高校時代の友人で画家の本山に誘われて熱海を訪れた十津川。

ニューヒロイン・不倫調査員片山由美27歳、登場!!不倫に疲れて会社を辞め、興信所に勤めた由美の初仕事は主婦の浮気調査だった。

華道・東流の小川麻衣子が毒殺された!京流の久条麗子とともに、華道界をになうホープだった彼女こそ、名探偵・キャサリンが華道を習うはずの人であった。

殺されていたのは電車で出会った女だった! 十津川の同僚刑事・三田村は通勤の電車内でOLが襲われたところを助けるが、 その後、荻窪で起きた殺人事件の被害者はそのときのOLだった。

大阪のテレビ局の美人レポーター杉山かおるが何者かに誘拐された後、浜名湖畔で死体で発見された。

ガンで入院中の老女を見舞う息子と嫁、可愛い孫。

東京郊外で若手カメラマン誘拐事件が発生。しかし犯人からの要求はなく、三日後にカメラマンは無事保護された。

寝台特急「ゆうづる13号」と青函連絡船で、二人の男が殺された。

私立探偵・橋本への依頼は「殺人で服役中の男の無実を証明してほしい」という奇妙なものだった。

「大文字」で賑う京の夜、鴨川東岸で石田千草が毒殺された。―千草は、夫和也の不倫の相手。

青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。

夫がひき殺された！目撃者探しに妻が出した新聞広告。

作家・内田康夫のもとへ名探偵浅見光彦宛ての手紙が届いた。

四月吉日午前三時の爆破決行を予告する手紙が、国鉄総裁宛に届いた。

交通事故死した父の跡をうけ、京都の葬儀社社長として奮闘する石原明子に葬儀の依頼がきた。

小川麻子は京都の私立大学法学部の学生。家庭の事情から、ホステスのアルバイトをすることになった。

秋の気配がひときわ深まった、酒呑童子ゆかりの丹後・大江山で、明子の友人の妹が岩場から転落死した。

「東京発「さくら」全乗客の安全と引き換えに、二億円を用意せよ!」殺人を繰り返す凶悪犯から届く、悪夢のような連続脅迫状。

未確認テロ情報を受けた十津川警部は、乗客の危険を未然に防ぐため豪華客船「飛鳥2」に乗船する。

スランプに陥ったミステリー作家の吉田は、執筆環境を変えようと、東京郊外の古い洋館を購入した。

葵祭りに賑わう京都で女子大生が殴殺された。握り締めた手には「ジュウニヒトエの男」という謎の文言が(表題作)。

華やかなファッション・モデルばかりなぜ殺される?水路で発見された絞殺死体に、ステージ上で毒殺された金髪女性。

連休の朝、自宅近くの道路脇で少女の轢死体が発見された。遺体は可愛がっていた猫の死体を抱いていた。

生後三ヵ月で誘拐された娘の舞子が、一年ぶりに戻ってきた!高尾陽一郎と加代子夫妻には思いもかけない朗報だった。

昭和2年、「稚児の剣法」で銀幕にデビューした林長二郎―以後、「永遠の二枚目」として大衆芸能の世界に君臨し、死後、国民栄誉賞に輝いた長谷川一夫はただ観客のためだけに二枚目を演じ続けた。

退職した刑事が娘を誘い、岡山県の吉備線の旅に出た。

新婚の野上美也子は、夫の陽介と大文字火祭りで賑う京都の夜を満喫していた。

切腹を命じられた茶道の祖師のたたりか。利休の旧跡巡りをしていた大学生が、京都・太秦に作られた茶室で毒殺された。

老舗の京菓子店当主が轢き逃げ事故で死亡した。遺産は二十億円以上。

石脇律子は死んでいた。ふとんを3枚もその体にかけて。

遺言状に残された見知らぬ三人の男女の名前。しかも父はそのうちの一人を結婚相手に指名していた。

初詣客でにぎわう京都伏見稲荷で、晴れ着姿の若い女性が殺された。被害者は冬子の同僚刑事の妹であることが判明。

毎夜鳴る、間違い電話。孤独であった亜木子はふと電話の誘いに乗りクラブに向かった。

梅雨あけの京都で殺人事件が発生、検視官、江夏冬子は丹波橋駅近くの現場へ急行した。

女性同士の愛(レズビアン)を誓った百合が死んだ。呆然とする石田麻美…。

美貌を誇り、かつては小野小町になぞらえられた女優がホテルで毒死した。部屋からは恋人だった歌舞伎役者の指紋が検出される。

新年早々、京都二年坂で、首と手首のない男の死体が発見された。

不毛な愛に翻弄された夏子と冬子。親友の二人は、東京での生活を捨て、京都でスナックを開店する目的で西へ向かう。

朝吹和彦は、33歳、独身。四条にある宝石店の店長である。

華やかな芸能界の裏側に渦巻く、愛情のもつれ、ライバル意識、打算。ロケバスは俳優たちのさまざまな思惑を乗せて流れ橋へ。

京都化野の念仏寺でキャサリンと知り合った大学病院の薬剤志岸田マキが毒死。