人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。

喫茶店エメラルドに、金髪碧眼の美少年・ダニエルがやってきた。

新生『エメラルドの探偵』は、ピアスで茶髪な軽い男。

妖怪の集まるところに笑顔あり！　笑って泣ける、平成あやかし譚―― 作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。

高校二年生になった正太郎。

春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。

京都の一角に佇む「桃枝骨董店」。

「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

「『鬼』の正体は探るな」クラウス教授にそう忠告された絶対城。

視覚以外の感覚を持たない青年・日暮旅人は、それらと引き替えに、目に見えないモノ―音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛みを“視る”ことができる。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

保育士の陽子は、旅人と灯衣親子の世話を焼くため、相変わらず『探し物探偵事務所』に通う日々を送っている。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

「B's-LOG COMIC」にてコミカライズ決定! 妖怪博士絶対城が、華麗に活躍! 『大日本護法息滅会』。

今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

古い知り合いに年始の挨拶をするという絶対城に連れられ、礼音は人里離れた屋敷を訪れる。

「悠貴君、デートしよう!」突然、禁断の告白をした美久。

文学部四号館の四十四番資料室。そこに収められる膨大な文献は、絶対城の師匠であるクラウス教授から引き継いだものだった。

普通の高校生活を送る僕・相葉孝司に突然起こった「自分以外の時が1時間だけ止まる」という不思議な現象。

泣いて笑って喜んで、妖怪と心でつながる家族の輪 迷家荘に新たな珍客現る!? 司貴&童子コンビの過去を知る"女の子の座敷童子"、迷える可愛いさとり少女、好々爺のぬらりひょん。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

第一次世界大戦直後のロンドン。クールな青年医師デリックは、戦地で傷を負って以来、検死官として働くように。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

名門大学を舞台に繰り広げられる殺人予告ゲーム。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉に出かけることに。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

キャンパスの中心にそびえ立つ時計塔。その最上部の小部屋にある鏡に祈りを捧げると、死者と再会できるという伝説がある。

東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室の妖怪博士・絶対城阿頼耶の元には、今日も怪奇現象の相談者が訪れる。

大学一の有名人かつアンタッチャブルな存在――東雲清一郎。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み―。

北海道・旭川の冬。僕・正太郎は、櫻子さんと親しい薔子さんに頼まれて、旭岳にある別荘に行くことに。

アウトローの刑事ばかりが集められた、警視庁刑事部捜査零課。そこに所属する音無レイカは、驚くべき才能をもつ女性刑事だった。

保育士の山川陽子はある日、保護者の迎えが遅い園児・百代灯衣を自宅まで送り届ける。

失踪した親友の捜索依頼のため、自由が丘にある「椎名探偵事務所」を訪れた千脇奏。

声の色が見える僕は、透明な君に恋をした。

ドSな王子様探偵の命令で、女子高生探偵として美久が学校で潜入捜査……!? どんな謎も解き明かすドSな王子様探偵・上倉悠貴から、突然の呼び出しを受けた小野寺美久。

≪人の死なないミステリ≫最高傑作! =リケジョの星VS.文科省ヒラ職員= 世界的発見にまたも捏造疑惑。

京都の路地裏は、ちょっと不思議であったかい。ライトミステリ第2巻。

三社祭の夜。葵の笑顔に秘められた過去を、栗田は垣間見る。

愛する人を救えなければ、強制的に過去に戻され、その度に親友や家族が一人ずつ消えていく。

消えた櫻子さんを探せ! 正太郎と担任の磯崎の道中に待ち受けるのは…。 行き先も告げず、櫻子さんが消えた…。

風変わりな青年教授と助手の僕による推理小説を象った魔術師の物語。

雪弥が花月香房と香乃の前から姿を消した。バイトも辞め、連絡も取れなくなってしまったのだ。

東京・谷中にある月影寺の奥に居を構え、居候・宇多蒼一郎と二匹の猫とともに暮らす白藤晴。

雪まだ深い春休み。大学生の森司は、来たるホワイトデイのことで気もそぞろ。

王子様と見紛う美形の探偵・上倉悠貴がオーナーの喫茶店。そこでウェイトレス兼探偵助手を務める小野寺美久。

文字は嘘をつかない。

ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。

鳳の用事でしばし烏丸家を離れることになった執事の衣更月。

黄昏と境界の街、幽落町に夏がやってきた。

由良家の一人娘・珠子が無事に小学校へ通い始め、平穏な日々が訪れるかに見えたゆら心霊相談所。

冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」にも、秋が訪れていた。