今日も貧乏なマルタ・サギー名探偵事務所に突然やって来た女性、シェリー。

両親を早くに亡くしたあかねは、５人の過保護な兄と暮らしている。

妖怪の集まるところに笑顔あり！　笑って泣ける、平成あやかし譚―― 作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。

「みなさんには、ケーキのように愛おしい宝物はありますか?」―大切な想いが込められたものには、必ず他人を魅了する力があるといいます。

小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

元機動隊の新人刑事・上下中。

声の色が見える僕は、透明な君に恋をした。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

藤ヶ崎高校一の美少女、早伊原(さいばら)樹里は恋愛に興味がない。友情にも興味がない。

『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。

上野、品川、吉祥寺―多くの人が訪れる東京の人気スポット。けれどそこには住んでいる人も知らない“いわく”が隠されている。

鷹央の兄、天久翼。 兄妹シリーズ、始動！ 神酒クリニック。

かつてミリオンセラーを連発した有名音楽プロデューサーは、今や借金地獄にいた。彼は音を利用した前代未聞の詐欺を繰り返す。

最近、私、おかしい。バイトの浦田君が気になって仕事が手につかない。

悪魔のごとき頭脳を危険視され、わずか13歳にして特殊房に収監されている少年、ローレン・ディルーカ。

人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。

希少な映画グッズのコレクターの家が火事になり、プレミア品の数々が灰になった。

郊外を走る蛍川鉄道の藤乃沢駅。若き鉄道員・夏目壮太の日常は、重大な忘れ物や幽霊の噂などで目まぐるしい。

泣いて笑って喜んで、妖怪と心でつながる家族の輪 迷家荘に新たな珍客現る!? 司貴&童子コンビの過去を知る"女の子の座敷童子"、迷える可愛いさとり少女、好々爺のぬらりひょん。

今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

人気の街、吉祥寺―あなたが道に迷ったとき、どうしていいか困ったとき、その紅茶屋は現れます。

スピッツ――有名バンドが由来のあだ名で呼ばれる俺の幼なじみは、謎と孤独と小説と音楽を偏愛する一方でラブソングを毛嫌いする変わり者だ。

佐々波と雨坂が、本当に編集者と作家だった、若き日の物語。ある一人の女性の存在と本にまつわる謎が、眠れる天才を呼び覚ます。

お盆休みにパリ旅行を計画した凛田莉子を波照間島の両親が突然訪ねてきた。

熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、天空に忽然と巨大な十字架が浮かび上がった。

小春が祇園で祖母・吉乃の和雑貨店「さくら庵」の手伝いを始めて四か月。

名門男子校に通い続けるアイルに、気になる上級生が現れた。

藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉に出かけることに。

「迷宮庭園」に暮らす宮籠彩人は、花の言葉を伝える華術師の貌を持つ。

町工場が作った洋服を、世界的に名の知れたショップに流通させられると豪語する女が現れた。雨森華蓮・26歳。

一夜にして家族や使用人を惨殺された、嵯杏院伯爵家令嬢・薔子。

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。

冬がきて、烏丸家にもクリスマスの季節がやってきた。

京都、下鴨―。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。

雪弥が花月香房と香乃の前から姿を消した。バイトも辞め、連絡も取れなくなってしまったのだ。

高校二年生になった正太郎。

京都・清水寺の近くにある「華伊菜講」は、縁結びに関連したものを専門に扱う雑貨店。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

仕事と恋に疲れた高橋寛人は、亡き祖父のアンティークショップを継ぐために神戸に移り住んだ。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。 「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。

「頼みがある。相撲を教えてくれないか?」神様がそう言った。

ニコラス・理人・リューディガーは金髪碧眼の美青年。見た目は異国の王子様だが、中身は傲岸不遜な“魔女の専門家”だ。

飼い犬と共にお茶が飲めることで人気のドッグカフェ「ワンノアール」に勤める森川凛は、 幽霊の姿が見え、幽霊と会話できるという能力を持つ。

シリーズ累計185部突破、大人気シリーズ「珈琲店タレーランの事件簿」の最新作がいよいよ登場! アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。

忘却探偵・掟上今日子、「はじめて」の講演会。

京都の一角に佇む「桃枝骨董店」。

ついにお互いの気持ちを伝え、付き合いだした清貴と葵。

穏やかな交際を続ける明里と秀司。

寂れた商店街の片隅に佇む、「おもいでの時修理します」という不思議なプレートを飾った飯田時計店。

容疑者は、まさかの……？ 手術室で起きた不可能犯罪。 手術後のオペ室で、清和総合病院の麻酔医・湯浅春哉が死亡した。

夢破れ、失意のドン底だった女子が出会ったのは、落語! 勢いで弟子入りし、青葉亭かりんという名で懸命に修行する中、ある日、寄席で一人だけ全く笑わないおばさんを見つける。

仕事にも恋にも疲れ、都会を離れた美容師の明里。