降霊会の夜に謎解きを 執事と令嬢の帝都怪奇録
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降霊会の夜に謎解きを 執事と令嬢の帝都怪奇録の総合評価:
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華族令嬢の推理力や実行力を期待して読み始めましたが、有能な執事の活躍のみで物語が展開してしまいました。結末もほぼ予想通りでした。 元許嫁の穐山景虎について武骨な将校としていますが、大名系の華族であれば徳川250年にわたり、殿中社交界を巧みに遊泳してきた家柄です。むしろ維新で成り上がった薩長家臣系の華族(薔子嬢の家もこのグループ)に使われる表現でしょう。そういった点があちらこちらと、どうも目についてしまいました。 | ||||
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華族の令嬢と執事が主人公となるミステリだ。 明治期の社交界の絢爛さと、その裏に潜む闇を描き、けっこうオカルトっぽい要素もちりばめられている。 ただ、真相にはがっかりさせられる。ちょっとあまりにもどうなのか。 キャラクターの魅力もよくわからない。女性向けということなのか。 | ||||
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「フリーメイソンとかが好きなら」と友人に薦められ購入しました(笑)。 こんなに可愛い表紙なのに秘密結社の話なの?と疑ったのですが、見事に騙されました! 描写の丁寧さもあって、明治時代の背景に詳しくなくても引っ掛かることなくするすると読めました。 推理要素はあまりないですが、ほぼすべての脇役に伏線が張られていて、最終章に近づくにつれ、登場人物たちの複雑な人間関係が紐解かれていくのが面白かったです。 また、主従関係である薔子と統真の掛け合いのテンポがよく、漫才を見ているかのように楽しいです。 主従といってもどこか兄妹的な雰囲気の漂う二人なのですが、親心なのか恋愛感情なのか微妙なバランスの統真の過保護さと、それに揺れ動く薔子との関係性にこっちもはらはらどきどき。 特に、二人の出会いに関するエピソードは胸がぎゅんぎゅんしました。 このお嬢様と執事のあーだこーだしたやりとりだけでも一本読みたいくらいです! もうとにかく執事の統真が魅力的です。眉目秀麗ですが慇懃無礼で意地悪く、それでいて一途な男で、薔子を「お嬢」と呼び慕うのに何度ときめいたことか。 感情の揺れ動きの描き方が本当に自然で、オカルト目当てに読み始めましたが、気づけば主役の二人に夢中でした。 事件は一旦は解決しますが、黒幕の正体は次回に続く、という感じでしょうか。メイン二人の今後の関係性の変化への期待を込めて星5つです。 | ||||
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表紙が綺麗だったので購入したのですが、めちゃくちゃ面白かったです! 一家全員謎の男に惨殺された華族のお嬢様と、イケメンでクールな執事のラブコメと謎解きがメインの 流行の感じのお話かと思って軽い気持ちで読んでいたのですが全然そんなことはなかったです。 秘密結社や陰謀論、ネクロマンシーなどちょっと変わった要素がアクセントになっていて、 ふわふわした恋物語の中、結構ゾクっとするオカルトやホラーのトリックが、 キラキラ華のあるお話にミステリアスな雰囲気を出しています。とても良いです! お嬢様に対する態度も含め何事にもクールな執事の統真くんが、 実はお嬢様の事を心底愛しく思っているのが本当に萌えました。 随所にドキッとするエピソードや描写があってどれもこれも全部良いです! この作家さんは前作は男性向けのラブコメをかかれていたようで、 それでこんなに上手に萌えとミステリーが共存するお話が書けるのですね、納得です。 お嬢様と執事の恋愛や、物語にちりばめられたミステリーにも大注目なのですが、 個人的には、 女の人が一人では生きていけない時代の中で、 生き残って一人取り残されてしまった結婚適齢期のお嬢様は 好みでない許嫁と食っていくためだけに結婚するのか? 好きな男を選んで富も安定も捨ててしまうのか? 果たして彼女は女としての人生にどう決着を付けるのか? とても気になります!笑 久しぶりにこんなに気に入った本に出会いました! 続きを本当に楽しみにしています! | ||||
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他の方と感想を同じくしますが、可愛い表紙と王道設定に魅入られて読んでみたら、怪しい陰謀うずまくオカルトミステリー。私はこのギャップにもやられました。 概要は他の方が書いてある通りです。 出生にワケありなイケメン執事と影のある美少女の、微妙な距離感といじらしい間柄に読んでいると下腹あたりがぐずぐずするような、もどかしい思いがしました。それがたまらないのですが。 恋愛がメインではないとあとがきにて作者様も話されていますが、執事とお嬢様の恋を期待して読んでも、けして裏切られることはありません。 2人の行く末を見守りたくなる、そんな締めくくりで物語が終わり、思わず七月新刊を買ったことをわすれ巻末の発行年月日を確認。笑 続刊発売、期待できそうですが遠いですね 新しく使用人も増え、三つ巴を匂わせる展開に今から小鼻が膨らむ思いです。笑 三つ巴といっても、執事とお嬢のどっちに転がってもおかしくない美味しい設定キャラの仲間入りに、興味をくすぐる作者の手腕を感じました 時代背景も史実になぞらえており、臨場感あふれる一冊です。 仄暗い秘密結社、オカルト、美形主従、恋慕、ミステリーこの単語に引っかかるものがあれば、お手にとってみても後悔はないでしょう。 続編、首をのびにのばして待ってます。 | ||||
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