横浜税関から国際小包に大麻と覚醒剤が入っているとの情報が、生活安全特捜隊に入った。

“生活安全特捜隊”とは、風俗や少年犯罪、サイバー犯罪まで、あらゆる事案を追う警視庁の一組織である。

総監へのレクチャー中、部下の拳銃自殺を知った。

欲と打算に隠された“聖域"を暴く警察小説 第一線の刑事として活躍する夢を抱き続けた結城がようやく着任したのは、「生活安全特捜隊」という組織だった。

柴崎令司警部は、今回も綾瀬署を離れることができなかった。その一方で、同世代のキャリア・坂元真紀が署長に着任。

高野が警察手帳を紛失したらしい。柴崎警部は頭を抱えた。

渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。

息を呑むほどの美貌と気品をもつ模範囚・浅尾夏香は、なぜ仮出所を頑なに拒むのだろうか?更生保護委員の岬剣一郎は、事件の再調査を始める。

不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた警視庁行動科学課。

急成長を遂げるファンドの総裁が急死。背後には警察と検察の対立があった。

都民の悩みに応える「都民相談室」に勤務する七曲風馬は、元劇団俳優の新米警察官。

長崎・平戸に中国人5人の射殺体が難波船に乗って漂着した。船内には元自衛官の指紋が。

捜査二課から異動してきた“刑事の中の刑事”上河内博人警部が相棒に指名したのは、なんと“内勤のプロ”柴崎警務課長代理だった(「秒差の本命」)。

一月十日午後九時、未帰宅者の一報を受け柴崎警部は高野朋美巡査らを急行させた。

数年ぶりに別居する息子と二人で、荒川沿いの酒蔵を訪れた赤羽中央署生活安全課の疋田努は、若い女性の水死体を発見した。

警視庁行動科学課は、不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた部署である。

昭和二十五年、静岡県で発生した一家殺害事件、二俣事件。

大間からマグロとともに築地市場に届いた氷詰めの死体。

元高校の物理教師という異色の経歴を持つ神村五郎。並外れた捜査能力から署ではナンバー2扱い。

東大法学部を卒業した新人刑事の野上は、新宿署に配属された。

北新宿の路上でホストが暴行された。

大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。

東京・赤羽の巨大団地葵ヶ丘に住む北原美紗子の娘・奈月が失踪した。小学一年生である。

新任キャリアの仁村と叩き上げのマル暴刑事・皆沢。

日本で開発された新型ウイルスを巡り、中国共産党と反政府組織の抗争は激しさを増していた。

大友鉄の一人息子・優斗が行方不明に―― 父を訪ねて高速バスに乗った優斗は移動中に忽然と姿を消してしまう。

警察の支給品を大量に売る店が歌舞伎町に出現した。誰が何のために横流しするのか?(表題作「密売者」)。

高層マンション建設現場のタワークレーンで篭城事件が発生。

六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きる。

小幡弘海巡査部長は、二年前に忽然と姿を消した。生活安全課に異動した矢先のことだ。

次点から繰上当選した参議院議員の周辺で、次々と関係者が死んでいく。

公安で培った術を駆使して解決のためならなんでもあり、捜査一課きっての実力行使派明日香。

「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦痴漢事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。

ASV特務班は、DV、ストーカー、虐待事件などに対応するために警察庁直属で設けられた特任捜査チームだ。

東京臨海中央署の日向太一は、地域課の巡査部長ながら、その驚異的な身体能力が認められ、ある特命を下される。

初冬の温泉郷で発生したフグ毒殺人は、公安vs巨悪「頂上対決」の幕開けだった―。

レインボーテレビ地下倉庫での爆発に巻き込まれ、東京臨海中央署地域課の巡査部長・日向太一はこの世を去った…はずだった。

江東区でストーカー事件が発生。被害者の長井由里は、無言電話、誹謗中傷のビラに見舞われ、地下鉄内で突き落とされてしまう。

セレブ相手を謳って躍進するミナミの高級美容院の娘が、生徒会室で殺害される。

警視庁人事一課、通称ヒトイチの若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。

死を予告する不気味な絵。万里は息子を救うため、謎の真相に迫る! 児童館で働く万里が拾った1枚の不気味な絵。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。

十月下旬の北海道で、ほぼ同時期に三つの死体が発見された。函館で転落死体、釧路で溺死体、小樽で焼死体。

同時発生した警察を狙う異様な事件。晴山警部補は、警視庁内で同僚の拳銃自殺を目の当たりにした。

保健センターに勤める保健婦の工藤公恵は、渡井敦子という若い母親からの異常な電話を受けた。

「おれ、人、殺っちゃうかもしれねぇ……」 窓際新聞記者・岩田修一郎のもとにかかってきた一本の電話が、すべての始まりだった。

警察庁と極秘に契約を結ぶエージェント・矢島達司。

六本木のコンプレックスビルで開催される国際映画祭。

不妊に悩む高代夫妻は、念願の我が子を手にした。

衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。

警視庁管轄内にて、野原という税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。

バブル経済絶頂期、大学生の大江波流と鷹西仁は、政治家と小説家になる夢を語り合う親友同士。

川崎で起きた殺人事件の現場に遺されたDNAが指し示すのは、十八年前に代官山で起きたカフェ店員殺人事件の“冤罪”の可能性……。

諜報課工作員の榊冴子がコンゴの襲撃現場で見たカラシニコフ銃は、どれも中国製の不正コピー製品だった。

12月30日の夜、神奈川大学駅伝チームの女子マネージャーが誘拐され、監禁中の彼女の映像がTV局に届く。