悪と仮面のルール
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あらすじ
父から「悪の欠片」として育てられることになった僕は、「邪」の家系を絶つため父の殺害を決意する。それは、すべて屋敷に引き取られた養女・香織のためだった。十数年後、顔を変え、他人の身分を手に入れた僕は、居場所がわからなくなっていた香織の調査を探偵に依頼する。街ではテログループ「JL」が爆発騒ぎを起こし、政治家を狙った連続殺人事件に発展。僕の周りには刑事がうろつき始める。しかも、香織には過去の繰り返しのように、巨大な悪の影がつきまとっていた。それは、絶ったはずの家系の男だった―。刑事、探偵、テログループ、邪の家系…世界の悪を超えようとする青年の疾走を描く。芥川賞作家が挑む渾身の書き下ろしサスペンス長編。新たなる、決定的代表作。(「BOOK」データベースより)
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評判
悪と仮面のルールの評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 B ランク
悪と仮面のルールの総合評価:
7.13/10点 レビュー 54件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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(私にとっての)前作などから(出版年からは異なるのかもしれませんが)、ならではの世界観と、「ダークサイド」「裏社会」を描き切るような小説を期待していました。
序盤より「邪」として育てられた主人公が、どのように「邪」にあらがうことも出来ず、「邪」をバラまいていくかといったことをどこか期待していたわけですが…
正直とっても肩透かしでした。
ザラッとしたガワだけが残った特に面白くはない小説、というのが率直な感想です。
そうではない結論でも書いてみたかったのでしょうか?
実際、他の系統の小説は書けるのでしょうか?この系統の中でしか勝負できないのでしょうか?
であれば中村文則さんにはその方向性についてはあまり才能をお持ちではないように思います。
私にとっての既読の3作品のみで彼の才能でできることは既に終わってしまったのかもしれません。