夜行観覧車

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種別
長編
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あらすじ

2013年01月04日 夜行観覧車 (双葉文庫)

父親が被害者で母親が加害者──。高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。2013年1月18日よりTBSにて連続ドラマ化決定!(「BOOK」データベースより)

評判

夜行観覧車の評価:

6.29/10点 レビュー 7件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.29pt

夜行観覧車の総合評価:

6.84/10点 レビュー 250件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(7pt)

家族って、結局は藪の中ってことか

高級住宅地で父親が母親に殺害される、家庭内殺人事件が発生。絵に描いたような幸せなエリート一家に何が起きたのか? 隣り合って、互いに意識しながら暮らす三家族の視点から事件の真相が徐々に明らかになるストーリーだが、謎解きミステリーではない。同じ場面でも登場人物が変わり、視点が変わるたびに変化していき、なおかつ最後まで真相は藪の中という、どこにでもある家族の闇の物語である。同じ屋根の下で暮らしていても互いの心のうちは分からない、そこが究極のミステリーということか。
イヤミス好きの方なら楽しめるだろう。

iisan
927253Y1
No.3
(7pt)

夜行観覧車の感想

湊かなえは、間違いなく人間嫌いである。

完全な厭世化であり、性悪主義であり、そうして子供嫌いである。

それを隠すこともなく、どうどうとブレる事もなく作品で言い切り続ける態度はあっぱれである。


当作品のテーマは家庭内暴力。

昔流行った「積木くずし」よりは、おそらく内容は浅い。

が、彼女の人間嫌いが徹底している分、救いがなく清々しい。

その悪意の分、一歩突っ込んだ心理描写となっている。

「人はひとりで生まれてきて、ひとりで死んでいく」は使い古された言葉なれど、当作品を読んでいると つくづくと、家族と血縁といっても真には何を考えているかは分からない。

そうして最終的には、家族といっても所詮は他人である、ということを言いたかったんではないであろうかと思えてくる。


あくまでも湊かなえらしい後味の悪い、そうしてその悪さが期待を裏切らない 湊かなえらしい作品であった。  了

とも
4ND5R58B
No.2
(7pt)

夜行観覧車の感想

殺人事件が起こったある家庭とその近隣の2家庭、3つの家族の視点から物語は語られます。
人間がその内に持つ嫌な部分を露わにさせながら、ラストもすっきりさせてくれないところは「告白」と似ていますね。
ただ、好きか嫌いか、許せるか許せないかなんぞは通り超して全編不快感満載だった「告白」とは違って、この作品はまだ読みやすいです。
事件の真相をはっきりさせなかった事、何より事件以後加害者が登場しない事もありますが、三人称による描写ってのが大きかったように思いますね。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.1
(8pt)

夜行観覧車の感想

潰れない弁当屋がある。人は、立地だろう、人柄だろう、宣伝だろう、と言った。食材も値段もボリュームもさして他店と変わらない。しかし、潰れない弁当屋がある。
これら大概の理由が、「持ち家だから」だ。しかし、この弁当屋もとい作品は違った。


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スチーブン
AD2904SR

Amazonレビュー

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No.243
(2pt)

どうしてこうも読んだ後味が悪いのでしょうか・・・

上手いのです。読者をどんどんと物語に引き込んで行くのですが、読んでいてなんともヤリキレナイ、後味の悪い気持ちになるのは自分だけでしょうか?女性の小説家の作品によく感じることなのですが、人間の性(さが)を描きたい意図があるのでしょうが、そこまで裏の裏を読んで暴くか?という様な感を持つのも、自分の偏見でしょうか?「告白」でもそうでしたが、湊さんの作品には、人間に対する、特に同性のに対しての嫌悪感が背景にあるのではないかと思ってしまうのです。これも自分の偏見でしょうか?それに従って文章にも、失礼ながら、少々「汚さ」を感じてしまいます。暴露という意味での汚さですが、それは失礼ながら、週刊誌の品の無い記事を読んでいる時に感じる様な文体なのです。ですから、物語の終末にたどり着くまで、読む方は疲れてしまい、結末に少々無理があり、わけがわからなくても、「ああ、はやく読み終わってよかった。はい、一丁あがり」という読後感しか、この一冊には持てませんでした。読ませる力のある作家と思っているだけに、誠に残念な読後感でした。もうしばらく、この作家の作品は読む気になりません。
夜行観覧車 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 夜行観覧車 (双葉文庫)より
4575515523
No.242
(5pt)

さすが!

湊かなえさんの作品はたくさん読んでいますが、なぜかこの作品を飛ばしていました。初めから引くこまれていく話の展開は圧巻でした。
夜行観覧車 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 夜行観覧車 (双葉文庫)より
4575515523
No.241
(3pt)

読んでいて疲れる

救いようのない登場人物たち。

自分本意な行動をする
人間の汚い一面が上手く描かれている。
夜行観覧車 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 夜行観覧車 (双葉文庫)より
4575515523
No.240
(3pt)

少し残念

ラストまでグイグイ引きつけて、読ませるのに、結末が……。
夜行観覧車 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 夜行観覧車 (双葉文庫)より
4575515523
No.239
(5pt)

安田君のきっかけが無ければ、出逢うことのない体験でした。

普段本を読むことはありませんが、優しい声で読み聴かせてくれるので心地良く物語の世界に引き込まれていきました。
10人以上の登場人物がいて沢山の会話があるのに、違和感なく感情移入することができた。
沢山の役を生きてきた安田君ですが、まだまだこんな才能があったなんて、感動してしまいました。
癖のあるおばさんや女子中学生、医師の父等の声を自然に使い分けていて素晴らしかったです。素敵な体験をありがとうございました。
色々な家庭があるけれど、自分の家族としっかり向き合おうと思いました。
夜行観覧車 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 夜行観覧車 (双葉文庫)より
4575515523

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