少年検閲官

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種別
長編
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あらすじ

2013年08月21日 少年検閲官 (創元推理文庫)

何人も書物の類を所有してはならない。もしもそれらを隠し持っていることが判明すれば、隠し場所もろともすべてが灰にされる。僕は書物というものがどんな形をしているのかさえ、よく知らない―。旅を続ける英国人少年のクリスは、小さな町で奇怪な事件に遭遇する。町中の家々に赤い十字架のような印が残され、首なし屍体の目撃情報がもたらされるなか、クリスはミステリを検閲するために育てられた少年エノに出会うが…。書物が駆逐されてゆく世界の中で繰り広げられる、少年たちの探偵物語。メフィスト賞作家の新境地。(「BOOK」データベースより)

評判

少年検閲官の評価:

6.50/10点 レビュー 2件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.50pt

少年検閲官の総合評価:

8.38/10点 レビュー 13件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11
(5pt)

もどかしい手つきの悪さ

大ネタのために世界をひとつまるごと構築するその発想力、相変わらず見事。書物が禁じられたディストピアという設定を十全に生かしてすべての伏線が美しく回収されていくミステリ部分は、作者お得意の物理トリックもふんだんに盛り込まれていて素晴らしい。特に、拾ってきた「少女」を「折りたたんで」鞄に詰める少年のエピソードのミスディレクションは、真相が明かされたときには完全に脱帽。さすがだ。

しかしミステリ以外の部分の手つきの悪さも相変わらず。
《ミステリ》《探偵》《ガジェット》がどうのこうのという設定や、音楽家先生などの妙に軽い会話は世界観を不必要にペラく見せてしまっている。ミステリ作家としては一流だが小説家としてはかなり下手、というのは新本格以降のミステリ作家によく向けられる批判なのだが、北山猛邦の場合はその下手さがミステリ部分を侵食するほどで見過ごせないのが困ったところで、いまいちブレイクできないのも多分このせいだろう。
少年検閲官 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 少年検閲官 (創元推理文庫)より
4488419143
No.10
(5pt)

もどかしい手つきの悪さ

大ネタのために世界をひとつまるごと構築するその発想力、相変わらず見事。書物が禁じられたディストピアという設定を十全に生かしてすべての伏線が美しく回収されていくミステリ部分は、作者お得意の物理トリックもふんだんに盛り込まれていて素晴らしい。特に、拾ってきた「少女」を「折りたたんで」鞄に詰める少年のエピソードのミスディレクションは、真相が明かされたときには完全に脱帽。さすがだ。

しかしミステリ以外の部分の手つきの悪さも相変わらず。
《ミステリ》《探偵》《ガジェット》がどうのこうのという設定や、音楽家先生などの妙に軽い会話は世界観を不必要にペラく見せてしまっている。ミステリ作家としては一流だが小説家としてはかなり下手、というのは新本格以降のミステリ作家によく向けられる批判なのだが、北山猛邦の場合はその下手さがミステリ部分を侵食するほどで見過ごせないのが困ったところで、いまいちブレイクできないのも多分このせいだろう。
少年検閲官 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 少年検閲官 (ミステリ・フロンティア)より
4488017223
No.9
(4pt)

こんな世界は

2007年に出た単行本の文庫化。
 「少年検閲官」シリーズの第1弾。
 津波や洪水で国々が浸食され、また書物がいっさい禁止されたというパラレルワールドを舞台とした長編ミステリだ。
 ディストピア的な世界であり、なおかつ舞台はそのなかでも閉鎖的な町に設定されている。しかも、そこで大量殺人が起こるのである。読んでいて陰鬱になるようなストーリーだったが、ラストにいたってその世界設定と真相とがまさに不可分であることがわかり、衝撃的だ。
 いろいろと疑問も残るものの、読んでおくべき一冊だろう。
少年検閲官 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 少年検閲官 (創元推理文庫)より
4488419143
No.8
(4pt)

こんな世界は

2007年に出た単行本の文庫化。
 「少年検閲官」シリーズの第1弾。
 津波や洪水で国々が浸食され、また書物がいっさい禁止されたというパラレルワールドを舞台とした長編ミステリだ。
 ディストピア的な世界であり、なおかつ舞台はそのなかでも閉鎖的な町に設定されている。しかも、そこで大量殺人が起こるのである。読んでいて陰鬱になるようなストーリーだったが、ラストにいたってその世界設定と真相とがまさに不可分であることがわかり、衝撃的だ。
 いろいろと疑問も残るものの、読んでおくべき一冊だろう。
少年検閲官 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 少年検閲官 (ミステリ・フロンティア)より
4488017223
No.7
(5pt)

初めは...

おもしろくなるまで時間がかかりましたが、読み終わると楽しかった。
少年検閲官 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 少年検閲官 (創元推理文庫)より
4488419143

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