生と死の幻想
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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ
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評判
生と死の幻想の評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
生と死の幻想の総合評価:
7.40/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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「闇のむこう」の最後では泣けてしまいました。あれ思い出しました。三島由紀夫さんの「荒野より」の最後のフレーズ。「自分もいつかはあの男だった(荒野にいた)」。主人公は、闇にほど近くにいる存在と、歴然と生の場所に立つはずの自分を重ねて涙します。
鈴木さんの小説にはいつも、独特の感じがあります。自分がいる世界は、全体のたった半分(?)の世界なんだという認識があって、あと半分は真っ暗だという感覚が、読んでいるこちらにも伝わってきます。自分が愛するものが、ふと真っ暗闇に消えていきはしないかという恐怖、愛する人がそっちへ消えていけば自分もそっちへ側へ行ってしまうかもしれない、消えてしまいたいという衝動、常に危うい感覚が全体を支配しています。
ちょっと間違えたらハードボイルドなアクションストーリ(ヒロイズム)になってしまわないかなと思う路線ですけど、闇を常に引き立たせるような書き方なので、読んでいてとても心地いいです。
「紙おむつとレーサーレプリカ」もよかったな。「キーウェスト」も何だか気持ち悪くてよかった。