烈火の月
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
烈火の月の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
烈火の月の総合評価:
8.00/10点 レビュー 17件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ただし、登場人物や結末は映画と大きく異なる。
映画「その男、凶暴につき」を視聴して面白かったので、
原作の小説にも手を出した。
東京湾アクアラインに繋がる千葉県の架空の市町村「愛高市」を舞台に、
「愛高署の瞬間湯沸かし器」の異名を取る暴力刑事の我妻諒介が、
麻薬を巡って街に渦巻く陰謀に対して戦いを挑む話。
映画版を先に見ていたので、主人公の我妻はビートたけし、悪役の仁藤と
清弘はそれぞれ岸部一徳、白竜を頭に思い浮かべながら読んだ。
物語途中から登場し我妻と共に捜査を担当することになる
「マトリの女」烏丸は、なんとなく真木よう子を想定した。
烏丸の気の強さとやさぐれっぷりが真木のイメージと重なる。
当たり前だが、映画では端折られていた話が小説だと
より細かく書かれている。特に、我妻が世話になっている先輩の
岩城課長に関する部分の話は、小説を読むと理解しやすい。
終わり方は、小説の方が好きだった。
映画も小説も巨悪を一刀両断して万々歳、なんて
わかりやすい終わり方ではないものの、
我妻と清弘の狂気ばかりがクローズアップされた映画より、
「何があっても生きていく」というメッセージが感じ取れる
小説の終わり方のほうが後味が良くて好き。
警察組織に関する細部の描写や
麻薬を摂取した者の心理描写なども、
リアルに描かれていてハマってしまった。
総じて言うと、クライムノベル好きは読んで損しない作品。
こんな面白い小説を書く方が自死してしまった事が惜しまれる。