青じろい季節



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    初公開日(参考)1975年01月
    分類

    長編小説

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    青じろい季節 (角川文庫 緑 454-7)

    1980年09月01日 青じろい季節 (角川文庫 緑 454-7)

    ※あらすじは登録されていません



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    青じろい季節の総合評価:8.67/10点レビュー 6件。Dランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    上京した頃の風景を思い出しました

    特筆すべきものはないものの安心して読める佳作ではないでしょうか。

    わたろう
    0BCEGGR4
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (4pt)

    青白い季節

    2つの殺人事件をめぐって、複雑なプロットが展開される本作。

    真相は意外だが、鮮やかさや爽快感にやや欠けるといった印象。意外でないことが意外、とでもいうべきか。

    しかし、狡猾な犯人像は鮮烈だし、登場人物の書き分けは見事。

    読後感も悪くない。
    青じろい季節 (角川文庫 緑 454-7)Amazon書評・レビュー:青じろい季節 (角川文庫 緑 454-7)より
    4041454077
    No.4:
    (5pt)

    「冷え切った街」「青じろ季節」を収録。

    「冷え切った街」「青じろい季節」を

    収録しています。

    「冷え切った街」

    名探偵・御影潤登場。

    学校経営者宅に誘拐予告が…。

    そして、次々と殺人事件が起きる。

    主人公が探偵になったことで

    ストーリーの無理はなくなりました。

    ただその分、暗い。

    推理小説は難しい。

    必ず人が死ぬし、

    背景に必ずトラブルがある。(だから事件が起きるのだ)。

    読後感の暗さとファンの獲得の両立は

    永遠の課題です。

    「青じろい季節」

    砂村朝人、33歳。翻訳事務所経営。

    時々翻訳を頼んでいた大学生矢竹が、

    行方不明になったと

    矢竹の母親が砂村の元に訪ねてきた。

    東京に下宿しているが、

    連絡が取れず本人もいない。

    何のトラブルもない品行方正な大学生が。

    やがて、

    彼は死体となって発見された。

    名探偵御影氏は

    なぜか一回きりの登場。

    また素人に逆戻り。

    これもテレビドラマ風ですね。

    最初に無理があります。

    矢竹が砂村の助手とかだったら

    事件解決に乗り出す意味がわかる。

    「ときどき翻訳を頼んでいた」

    程度であちこち調べまわって

    犯人を探し出す必要性が見いだせない。

    見いだせないのが

    この10作品の中で、

    一番心に残りました。

    事件の背景にあるのは

    戦前の、そして終戦直後の日本の暗部でもあります。

    (家庭の問題と言えなくもないが)。

    「推理小説は、遊びの文学だと言われています」

    巻末の作者仁木悦子氏の言葉です。
    仁木悦子長編推理小説全集〈5〉冷えきった街,青じろい季節 (1977年)Amazon書評・レビュー:仁木悦子長編推理小説全集〈5〉冷えきった街,青じろい季節 (1977年)より
    B000J8UHWY
    No.3:
    (4pt)

    『遠きに目ありて』の原型である佳作

    天藤真の連作短編集『遠きに目ありて』の探偵役である脳性麻痺の少年の原型は、この作品に登場する。
    この作品にヒントを得て、言わばスピンオフの形で書かれたのが『遠きに目ありて』であった。
    むろん、仁木悦子の了承を得てのスピンオフであり、『遠きに目ありて』の冒頭、
    「その少年と知り合いになったのは、ある高名な女流作家の縁だった」
    と書かれている女流作家こそが仁木悦子であり、その小説の登場人物のモデルとなった少年が実在する、という形でストーリーが進んでいく。
    言うまでも無く仁木悦子は幼少期に患った胸椎カリエスのために歩行不能となり、作家デビュー当時は椅子に座ることすら困難であった。
    ベストセラー作家となって初めて入院・手術を重ね、ようやく車椅子で外出できるようになったことは、広く知られている。
    作家本人がそういう境遇の人なので、本作に登場する脳性麻痺の少年も、単に読者の同情を引くような存在ではないし、不自由な体で生きていく息子を支える母親も、非常に魅力的な人物として描かれている。
    (そうでなければ、そもそも別の作家がスピンオフを発想しない。)
    『遠きに目ありて』が名作として版を重ねているのに、原型作品が品切れのままとは、もったいない話である。
    本作における、偶然の重なり過ぎた人物関係は、今日の感覚ではいささか不自然な印象を免れず、ミステリとして「傑作」とまではいかない域にとどまった感があるからだろうか。
    だが、そうした人間関係の生み出す「青じろい季節」を経て、より温かみのある暖色の季節が、主人公たちに訪れるであろう事を暗示する結末も含めて、いかにも仁木悦子らしい佳作であることは、間違いない。
    そろそろ復刊されるべき作品ではなかろうか。
    青じろい季節 (角川文庫 緑 454-7)Amazon書評・レビュー:青じろい季節 (角川文庫 緑 454-7)より
    4041454077
    No.2:
    (5pt)

    朝人と絹子の馴れ初め

    仁木氏の作品の登場人物は、シリーズ化されていなくても、ときたまリンクしてる事がある。この作品は短編「縞模様のある手紙」の朝人と絹子の出会いの話である。登場人物に感情移入してしまったときは、彼らのその後がとても気になる。なのでこのように、登場人物の元気な姿が見られる事は大変うれしい。
    青じろい季節 (角川文庫 緑 454-7)Amazon書評・レビュー:青じろい季節 (角川文庫 緑 454-7)より
    4041454077
    No.1:
    (5pt)

    朝人と絹子の馴れ初め

    仁木氏の作品の登場人物は、シリーズ化されていなくても、ときたまリンクしてる事がある。この作品は短編「縞模様のある手紙」の朝人と絹子の出会いの話である。登場人物に感情移入してしまったときは、彼らのその後がとても気になる。なのでこのように、登場人物の元気な姿が見られる事は大変うれしい。
    青じろい季節 (1980年) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青じろい季節 (1980年) (角川文庫)より
    B000J85E1S



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