灼熱の魂
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| 双子の姉弟に亡くなった母親からの遺書が公開され・・・というお話。 亡くなった母親の遺言で双子が自分らのルーツを辿る・・・というお話ですが、一見ありふれた筋だし、実際にそうですが、最後に明かされる真相は、怒りと悲しみに満ちていて、なかなか読ませます。 最後についている長い解説によると、著者の方はレバノンの内戦に遭遇した過去があるとの事で、戦争の悲しみを訴えたかったのかな、と思いました。実際にあったかどうかは不明ですが、明かされる真相には時代や地域を超えてありうるリアリティがあり、慟哭しました。 他にも戦争の悲しみを綴った小説や映画は鑑賞しましたが、本書も反戦の文学として、長く読み継がれる重みを感じました。 戦争も二度の世界大戦で反省した事になっておりますが、その後も朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、ウクライナ戦争、その他の内戦、紛争を含めると結構しているので、現象ではなく営為かもしれないという虚脱感を感じてしまいます。この後の世界でもまた戦争は続くのでは、とか思いました。 人類の究極の営為である戦争を扱った作品。必読。 | ||||
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