暗闇法廷

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種別
長編
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あらすじ

2025年11月19日 暗闇法廷

全盲の依頼人聞こえない証人失語症の少女前代未聞の三重難裁判で超絶どんでん返しがドカン!『同姓同名』『逆転正義』驚天動地のトリックを連発する著者の衝撃ミステリー!後天的な障害を抱える人々の支援をするNPO『天使の箱庭』の施設長が殺された。殺人の容疑者は全盲の入所者・美波優月。だが、美波は深夜に施設長に呼び出されて視聴覚室に出向くと、知らぬ間に施設長は刺されていたと主張する。弁護依頼を受けた刑事弁護人の竜ヶ崎恭介は絶対不利な状況のなか、真相解明のために奔走する。検察側証人は耳が聞こえず、弁護側からは喋れない少女が出廷。竜ヶ崎は無罪判決を勝ち取れるのか。法廷に待ち受ける奇跡の結末は!?(「BOOK」データベースより)

評判

暗闇法廷の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.00pt

暗闇法廷の総合評価:

7.00/10点 レビュー 4件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(8pt)

常識の盲点を突く展開で読ませる、大逆転法廷ミステリー

2024〜25年に小説誌に連載された長編ミステリー。全盲女性が被告となった裁判を巡る逆転ドラマである。
中途障害者の社会復帰をサポートする施設で真夜中に施設長・荒瀬が刺殺された現場にいたのは、ナイフを手にした全盲女性・美波だった。美波の供述によると、荒瀬から夜中12時に一人で視聴覚室に来るように言われ、室に入った途端に襲われて思わず突き飛ばしたところ荒瀬が動かなくなったという。しかし、美波の衣類は血塗れでポケットにはナイフが入っていた。荒瀬には職員や入所者にセクハラをしているという噂があり、夜中に呼び出された美波が護身用に携帯したナイフで反逆したという事件の構図を、警察も関係者も描いていた。しかし美波は、絶対にやっていないと訴える。圧倒的に不利な状況の美波を信じた弁護士・竜ヶ崎は事件の構図を逆転すべく四苦八苦するのだが…。
大逆転の仕掛けは、これまで何度も目にしたもので「超絶どんでん返し」という帯の文句は煽り過ぎだが、そこまでの展開がスリリングで面白い。特に、全盲の被告、聴力を失った証言者、失語症の少女が立つ法廷という設定がユニークで効果的。読んで損はなし。
法廷ミステリーのファンならどなたでも楽しめる傑作としてオススメする。

iisan
927253Y1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3
(2pt)

裁判の様子はわかりやすい。人物像もハッキリしています

ありがちな、変わり者弁護士の卵みたいなウザったい現実離れしたキャラも出てこないので(苦笑)現実的なストーリーとして捉えやすいです。
裁判シーンも法廷にいるくらいに臨場感があります。
しかし、物語の意外性とかどんでん返しとしてのは稚拙。よくあるパターン。
プロローグから何となくカラクリがわかるしエピローグも全く楽しめないw
裁判の知識だけを埋めつけられた感じなので、ミステリーとかサスペンスの分野としての評価は低いです。
暗闇法廷 Amazon書評・レビュー: 暗闇法廷より
4575248541
No.2
(3pt)

ミステリー好きには許せない結末

ノックスの十戒、ヴァンダインの二十則、いずれでも禁じられているトリックなので、ミステリーファンは結末に腹を立てるのではないでしょうか?警察が事情聴取しないわけがないし、事情聴取すれば すぐに真相が判明するわけで、このような展開になることはありえないでしょう。その人物が登場した時点で、犯人はこの人なんだろうな~と推測できてしまうし、ミステリーとしてはひどいできです。でもまぁ、結末でトリックが明かされるまでは、そこそこ読めました。目が見えない容疑者という設定自体は面白いアイディアだったと思います。
暗闇法廷 Amazon書評・レビュー: 暗闇法廷より
4575248541
No.1
(5pt)

全盲の容疑者だけでなく、失語症の少女や聴覚障がい者の感覚を逆手にとった裁判小説。しかも判決の決め手は、意外な点に。

一気読みしました。
裁判モノって、基本的に手続きも関連用語も難しく(敷居も高く)、私の場合、読むのが億劫になってしまうことが多いのですが、この本は「全盲の女性が殺人事件の容疑者」という珍しい設定だったので、読む前からとても興味がありました。

登場人物がそれほど多くなく、事件の関係者がある程度まとまっていたこともあり、それが読みやすさに拍車をかけていたのかもしれません。

メインの登場人物は、障がい者のリハビリ施設「天使の箱庭」で施設長を殺したとして殺人罪に問われている全盲の入所者、美波優月と、弁護人を務める竜ヶ崎恭介。
容疑者の無実を訴え、無罪を勝ち取るために奮闘する竜ヶ崎弁護士の姿が頼もしい。
裁判のプロセスは内容的には難しいけれども、要所要所に説明が入っているので、すんなりと理解できて読みやすかったです。

小説の途中もハラハラドキドキしていましたが、最後にまさかの決め手が出てきてびっくり。優月に関しても衝撃の事実が明らかに。
最後の最後まで本当に読み応えのある、面白い裁判小説でした。
暗闇法廷 Amazon書評・レビュー: 暗闇法廷より
4575248541

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