コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く
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4年ぶりの新作となった「コージーボーイズ、あるいは」シリーズ。 連続殺人も起きなければ暗号と財宝も出てこないけれど(童謡は少しだけ出てくる笑)、 日常の謎を喫茶店で語り合い、謎が解けていくこのスタイルは嫌いじゃない。 いや、どちらかというと結構好きなんだと思う。 一見そんな日常の謎を真剣に語り合うなんて、と思ってしまうかもしれないけれど 私たちの日常にも「あれっていったいどういうことだったんだろうね」という解けない謎、 いうなれば不可解な出来事がたまに出てくる。「まあいいか」と忘却の隅に追い遣っても やはりどこかモヤモヤがある。本作でも私たちが覚えがある、その「モヤモヤ」を提示し、 様々な意見が出てきつつも決定打はなく、ああこのままモヤるのかな・・・と思わせておいて 理路整然と解決していく。あのモヤり感を消してくれるのである。 これは連続殺人などのミステリとはまた違った、ミステリの快感。 登場人物たちがどこにでもいそうな造形で、誰でも言いそうなことを言いながら、 それでも謎が解けていくという立て付けだからこそ、読んでる私もスッキリできた。 何年後か分からないけれど、また続編があればぜひ読みたい。 (あと出てくるスイーツがどれもおいしそうだった!) | ||||
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