病葉草紙

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種別
長編
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あらすじ

2024年08月07日 病葉草紙

人の心は分かりませんが、 それは虫ですね――。ときは江戸の中頃、薬種問屋の隠居の子として生まれた藤介は、父が建てた長屋を差配しながら茫洋と暮らしていた。八丁堀にほど近い長屋は治安も悪くなく、店子たちの身持ちも悪くない。ただ、店子の一人、久瀬棠庵は働くどころか家から出ない。年がら年中、夏でも冬でも、ずっと引き籠もっている。「居るかい」藤介がたびたび棠庵のもとを訪れるのは、生きてるかどうか確かめるため。そして、長屋のまわりで起こった奇怪な出来事について話すためだった。祖父の死骸のそばで「私が殺した」と繰り返す孫娘(「馬癇」)、急に妻に近づかなくなり、日に日に衰えていく左官職人(「気癪」)、高級料亭で酒宴を催したあと死んだ四人の男(「脾臓虫」)、子を産めなくなる鍼を打たねば死ぬと言われた武家の娘(「鬼胎」)……「虫のせいですね」棠庵の「診断」で事態は動き出す。「前巷説百物語」に登場する本草学者・久瀬棠庵の若き日を切り取る連作奇譚集。(「BOOK」データベースより)

評判

病葉草紙の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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病葉草紙の総合評価:

8.00/10点 レビュー 5件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5
(5pt)

買って読んで良かった

相変わらず分厚くて重い、でもそれが手に取る楽しみでもあり、
たくさん読んでないけど今回は、初っ端に流石だ〜が有りました。
四十にして惑わず、から
不惑にシジュウとフリガナ振ってくれてて、おぉ〜と思わず。

加えて、若大家と店子の軽妙で、性格が分かるやり取りは、
随所に笑えて、京極堂さん読みながら笑いがっ!て一種の嬉しい驚き。

表紙の絵と、虫ですね、から面白そうと思ったのは、その通りだった。
ずっと手元に置いて繰り返し読み返したい。
病葉草紙 Amazon書評・レビュー: 病葉草紙より
4163918671
No.4
(5pt)

軽妙なテンポ

落語を聴いているようなくすっとなる軽妙さとテンポの良さで、あっという間に読了。
悲しくやるせない部分もひっくるめて、読み終わった後の感じも好みでした。
病葉草紙 Amazon書評・レビュー: 病葉草紙より
4163918671
No.3
(5pt)

疫病

今回の物語は、文藝春秋という月刊の雑誌に約2年にわたって連載されていたものです。
今なおコロナウイルスがはびこっているわけですが、これも疫病のひとつといえるものです。
今回の物語の舞台である江戸時代においても、そんな疫病をはじめとして、さまざまな病気というものがあったりするのですが、そういったものを妖怪やら幽霊などのせいにして、「悪霊退散!」と叫んでは、おまじないで病気を追い払おうとしておりました。

とはいえ・・・
今回の物語は「巷説百物語」のスピンオフといえるものです。本編のものは、妖怪や幽霊によって起こった事件・・・とされているのですが、バケを剥がせば、そこには妖怪や幽霊とは一切関係のない真相があったにすぎない、というものばかりであったりします。
今回の物語でも、妖怪や幽霊のせいで病気になった・・・とみなされているものばかりであるのですが、はたしてその真相はいかがなものか・・・どうなんでしょうねぇ〜ごにょごにょ・・・
病葉草紙 Amazon書評・レビュー: 病葉草紙より
4163918671
No.2
(1pt)

amazon配送スタッフに物申す!!!

京極堂シリーズにハマった身からすると、ライトノベル感が拭えない。読み易いし、面白いからイイけどねぇ... シリーズ化するんだろか? するんだろな。読みますけね。そんな事より、amazonの配送員!!! 雨降ってるのに置き配すんな!!! 少し濡れてたぞ!!! 気付くのが遅かったら、 交換必須だろ!!! ざけんなよなぁ...
病葉草紙 Amazon書評・レビュー: 病葉草紙より
4163918671
No.1
(4pt)

ライトに楽しめる巷説。

先日惜しまれながら終了した巷説百物語シリーズのあのキャラクターの若き日の姿が描かれます。
巷説シリーズが妖怪のせいにして二進も三進もいかないことを解決するのに対し、
本作ではすべて「虫」のせいにして解決(?)するというのは本草学者らしいところ。
謎解きも割とさらっとしていて1話のボリュームや話の複雑さもそれほどではないので、
京極作品初の方でもライトの読めると思います。
逆に、ヘヴィーなファンであればちょっとあっさりしすぎ、物足りなさがあるかも。
病葉草紙 Amazon書評・レビュー: 病葉草紙より
4163918671

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