われは熊楠
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あらすじ
「知る」ことこそが「生きる」こと研究対象は動植物、昆虫、キノコ、藻、粘菌から星座、男色、夢に至る、この世界の全て。博物学者か、生物学者か、民俗学者か、はたまた……。慶応3年、南方熊楠は和歌山に生まれた。人並外れた好奇心で少年は山野を駆け巡り、動植物や昆虫を採集。百科事典を抜き書きしては、その内容を諳んじる。洋の東西を問わずあらゆる学問に手を伸ばし、広大無辺の自然と万巻の書物を教師とした。希みは学問で身をたてること、そしてこの世の全てを知り尽くすこと。しかし、商人の父にその想いはなかなか届かない。父の反対をおしきってアメリカ、イギリスなど、海を渡り学問を続けるも、在野を貫く熊楠の研究はなかなか陽の目を見ることがないのだった。世に認められぬ苦悩と困窮、家族との軋轢、学者としての栄光と最愛の息子との別離……。野放図な好奇心で森羅万象を収集、記録することに生涯を賭した「知の巨人」の型破りな生き様が鮮やかに甦る!(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
われは熊楠の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
われは熊楠の総合評価:
8.44/10点 レビュー 9件。
感想一覧
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Amazonレビュー
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南方熊楠の生涯を描いた衝撃作です。
どんなに実力があっても、
人はひとりでは大成できないのだと
思い知りました。
若い頃に進むべき道を示唆してくれた
教師もそうですが、何より莫大な
資金援助をした弟の存在がなければ、
熊楠でさえ何者にもなれなかった
ことがよく解ります。
彼の極端すぎる脳の特性がもたらした
光と影も活写されていて、
ときには当惑してしまう場面もありました。
ただ、変に神格化するより、
こういう人間味のある姿が描かれている
ほうが、はるかに共感できるとも
感じましたよ。
「己を知りたいなら、己以外を見よ」は
至言ですね。
私には非凡な才も
脳のノイズもありませんが、
できるだけ人の心の声に耳を傾け、
同じような過ちを犯さないよう
心に刻もうと思いました。
(対象年齢は13歳半以上かな?)