第8監房
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短編集
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第8監房の評価:
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第8監房の総合評価:
9.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
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たしかに「山田正紀 時代小説コレクション」は第1巻『天動説』が全く売れなかったようで続刊は出なかったし、「ミステリ珍本全集」も「出版社の過剰在庫」の新古本がいまだに完売していない。
今や、漫画本ですら海賊版サイトで済ませる人が多く、被害額の推計は1兆円を超えているという。
そんな状況だけに、埋もれている作品を何とか「紙の本」で残したいと考えて活動している人の想いなど、一般読者には伝わっていないのだろう。
本書の解説にも、元々の編集構想を諦めて総ページ数を減らし、何とか税込定価を1,000円未満に抑えて、次の企画につながる売上部数を確保したいと考える、編者の切実さが如実に現れている。
本書が「永久初版作家」だった頃の大沢在昌の本くらいには売れて、次の企画が通り、本書に収録できなかった短編を収めた続刊が出ることに期待したい。
願わくば、文庫版でも長らく絶版状態の『おれの敵がそこにいる』に、短編を増補して復刊してもらいたいものだ。
「紙の本」で読めることに価値があるのだ。
電子書籍では、フォーマットが変わったら読めなくなってしまう。
たとえば『新潮文庫の絶版100冊』CD-ROMを、今のPCで読むのは非常に面倒ではないか。