(アンソロジー)
文豪たちの妙な話 ミステリーアンソロジー
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夜な夜なとなりの病室から聞こえる"変な音"に思いを馳せる 夏目漱石「変な音」。 芥川龍之介、梶井基次郎、谷崎潤一…並み居る文豪たちが語る "怪談"未満…"ミステリー"未満…な(微)妙な話。 森鴎外「カズイスチカ」のなかで語られる "両側下顎脱臼=アゴが外れた"って 20余年ほどムカシ、身近で起こったナ。 以前いた職場で開かれた、忘年会で同僚が。 部署が違ったので、目の当たりにはしなかったが、 開いた口が塞がらない本人の携帯から 自宅へ連絡したり大変そうだった! 総頁の半分強を占める正宗白鳥「人を殺したのだが…」 離婚や退職が重なる混沌とした状況下で表題の所業に手を染める主人公の行動原理。 巻末の解説にて "東都書房版『日本推理小説大系1明治大正集』"に収録の同作を 乱歩が愛読したと語られているのをみても 探偵小説の範疇と見るべきなのだろうが、 その煮え切らんような他力本願がちな主人公=保の人物像は どうも"犯人未満"? 読んでる間、映画版『熱海殺人事件』'86での大滝秀治演ずる 牢名主のセリフ 《誰でも人は殺せる だけど犯人にはなれないんだよ》 というセリフがアタマの中を渦巻いていた。 | ||||
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