(アンソロジー)
文豪のミステリー小説
- 夏目漱石 (10)
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文豪もミステリー小説を書いてたのかと、びっくりです。 | ||||
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さて、『文豪のミステリー小説』と題された本作ですが、このタイトルに若干のトリックがあります。 「ミステリー」という単語を見るとついつい、「探偵役が事件を解決する」ストーリーを想像しがち ですが、本作のタイトルにおけるミステリーは本来の意味である「 神秘的・不思議・不可思議・秘密 ・謎 」として使われています。 収録されている作品は、 琴のそら音:夏目漱石 手首:大佛次郎 白髪鬼:岡本綺堂 出来ていた青:山本周五郎 真昼の歩行者:大岡昇平 あやしやな:幸田露伴 嫌疑:久米正雄 イエスの裔:柴田錬三郎 藪の中:芥川龍之介 以上の9作品です。して、それぞれの作品がどういったものであるかというと最初の3作品はいわゆる怪談物 (もしくは怪談めいた奇妙な話)、中頃の3つがいわゆる推理小説としてのミステリー、最後の3つは容易には 解き明かせない人間の複雑な心理を描いたものとなっています。一応9作品とも広義のミステリーをそれぞれ扱って いるのですが、推理小説としてのミステリーを本作に求められる方が多いと思われるのでその点は注意して下さい。 また、作品のそれぞれの内容についてですが、個人的に好きな芥川龍之介の「藪の中」以外は、作者のビックネー ムがあってこそ読んでみた価値はあったなと思いましたが、作品として優れているかというとちょっと判断に戸惑 うようなものがほとんどでした。 | ||||
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