囁き男



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    初公開日(参考)2021年06月
    分類

    長編小説

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    囁き男 (小学館文庫 ノ 1-1)

    2021年06月07日 囁き男 (小学館文庫 ノ 1-1)

    愛する妻を突然喪い、幼い息子ジェイクと二人、取り残されたトム。内向的で周囲に馴染めないジェイクの父親として、親子の関係をうまく築くことが出来ずに悩むトムは、心機一転、新たな町に引っ越し、生活をやり直そうと決意する。しかしそこには、20年前に起きた連続児童殺人事件の犯人で、現在は服役中の「囁き男」の影が色濃く残されていた。やがて、当時の事件を彷彿させる事件が起きる…。 2020年イアン・フレミング・スチール・ダガー賞最終候補作、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の監督・ルッソ兄弟による映画化も進行中。父と息子の葛藤と宿命を繊細かつ濃厚に描く人間ドラマであり傑作スリラー、日本上陸。(「BOOK」データベースより)




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    囁き男の総合評価:4.00/10点レビュー 2件。-ランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (1pt)

    つまならい(原題;Whisper man)

    かなり長い作品なのだが、つまらない。

    序盤を我慢すれば、中盤に盛り上がりがやってくる。

    で、こっから一気に面白くなる!と期待したのだが、最後まで波は訪れなかった。

    そもそも題名と本編の関連性が希薄。

    この手の猟奇的なシリアキラーもの、とりわけ北欧ものが濫造されているが、どれもいまいちなものが多い。

    つまらないものを翻訳するなら、面白いシリーズものを刊行し続けて欲しいです。

    2作目とかで止めないで。
    囁き男 (小学館文庫 ノ 1-1)Amazon書評・レビュー:囁き男 (小学館文庫 ノ 1-1)より
    4094068481
    No.1:
    (3pt)

    ドメスティック・サイコ・スリラー

    「囁き男 "The Whisper Man"」(アレックス・ノース 小学館文庫)を読み終えました。
     舞台は、イングランドの架空の町、フェザーバンク村。妻を亡くした作家・トムは一人息子のジェイクを連れてその村に移り住みます。2カ月ほど前にそこでは6歳の少年ニールが失踪し、行方不明のまま。その失踪事件は嫌が応でも20年前に起きた惨劇を思い出させることになりました。フランク・カーターという男が5人の少年を誘拐、殺害した事件でしたが、人目を避け、優しく囁きかけるようにして犯行に及んでいたことから、彼は「囁き男」と呼ばれていました。地元警察のピート・ウィリス警部補がフランクを逮捕しましたが、5人目の被害者トニー・スミスの遺体が発見されないまま20年が経過していました。
     トニーは何処へ。ニールは生きているのだろうか?フランクは収監されていますから、今回の犯人はコピー・キャット?
     現在の事件に過去の事件が交錯し、トムの一人称の語りと並行して、次々と視点が変わり、トムとジェイクの過去と現在の生活、捜査側の過去と現在が終盤に向かって或る緊張感を持って描写されています。これ以上は、書けませんね(笑)。蝶の絵。アルコール依存が呼び起こす機能不全。誰かと語らう少年ジェイク。そして、不気味な男の囁き。
     収監されているフランクの存在が、2021/4月に読んだ「帰らざる故郷」の死刑囚・Xのように圧倒的なパワーを持つ犯罪者なのかと思えば、違っていました。何故なのか?すべてはストーリー・テリングに関わることになるので詳述できませんが、この物語はドメスティック・サイコ・スリラーとも呼ぶべき一篇であり、合わせ鏡のような3つの「父と子」の関係、その相剋を超えたところで罪を贖おうとする父親の「痛み」を描いたスリラーと言えるのでしょう。
     しかしながら、中盤まではどこかで読んだことのあるスリラーのように推移し、2度の「転換」を見せてはくれますが、全体は少し物足りない印象がありました。
    囁き男 (小学館文庫 ノ 1-1)Amazon書評・レビュー:囁き男 (小学館文庫 ノ 1-1)より
    4094068481



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