復讐の家
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
復讐の家の評価:
8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク
復讐の家の総合評価:
8.00/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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韓国系アメリカ人女性作家の本邦初訳作品。アメリカでの人種間対立と犯罪に巻き込まれた家族の葛藤を描いた、社会派の犯罪エンターテイメントである。
27歳の韓国系アメリカ人の薬剤師・グレイス、41歳のアフリカ系アメリカ人のドライバー・ショーン。L.A.で暮らしていること以外には共通点が無さそうな二人だが、グレイスの母親が駐車場で撃たれた事件をきっかけにお互いの家族にまつわる過去と現在がぶつかり、それぞれのアイデンティティをかけて衝突することになる。通りすがりの犯罪と思われたのだが、被害者であるグレイスの母親に、ある過去があったことからL.A.の韓国系、アフリカ系社会に緊張を呼び起こし、街は暴動寸前の状態にヒートアップしてきた・・・。
物語は、1991年と2019年を行き来し、ショーンとグレイスの視点が交互に入れ替わることで事件の様相がさまざまに変わり、徐々に問題の深刻さが増してくる。事件の背景には韓国系とアフリカ系だけではない、さまざまな人種間対立があり、さらに犯罪被害者の報復感情、家族間での愛情と反発などが重なって深みがあるストーリーになっている。
あまり話題になっていない作品だが、社会派のミステリー、犯罪小説に関心がある方にはぜひ読んでいただきたい傑作である。