これはミステリではない
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あらすじ
「読者への挑戦状」ーー!!しかし、それは誰がためのものなのか?「これまで僕が書いてきたなかでも最大級に歪(いびつ)」ーー竹本健治ミステリ界の金字塔『匣の中の失楽』『涙香迷宮』の鬼才が放つ最新作!香華大学ミステリクラブの夏合宿で悲劇は起きた!メンバーをモデルにした犯人当て小説「読んではいけない」の問題篇が披露された翌日、小説通りに湧き起こった濃霧のなかで、出題者は解決篇の原稿とともに消え去ってしまう。偶然同じ施設に居あわせた「汎虚学研究会」の高校生たちも渦中に巻きこまれ、事件の謎に挑むことになるが、肝腎の探偵はやる気なく、誰彼なくおかしな夢を見るばかり――。果たしてこの重構造の事件で問われているのは何か。そんな問いなどどこにもないのか。ミステリ最大のタブーは快楽となり得るのか――それともここにあるのは作家・竹本健治の終焉か!?(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
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0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク
これはミステリではないの総合評価:
5.75/10点 レビュー 8件。
感想一覧
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擬似竹本健治をやるとする。
類子が
「トモヒサくん、やっぱり、それは違う類の話よね。」
すると智久が、
「類ちゃん、それは、ルイ・ヴィトンかも」
マトリョーシカ構造、信頼の置けない語り手、それは仕方ないことかも。
しかし、匣の中の失落以来の、めくるめく文体を持つ竹本健治なら、作中作をもっと違う文章にできたはず、わたくしは、そう思う。
これは、匣の中の失落のパスティーシュだ。