パンダ探偵
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
評判
パンダ探偵の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク
パンダ探偵の総合評価:
8.00/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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《人類はいないから必然的に犯人も探偵もそれ以外の生物。(中略)収録作のすべてで動物についての知識が謎を解く鍵になります。》『ミステリースクール』p.222~223
てな紹介文に引かれて手にとってみました。
人間が滅びた動物ばかりの世界なんだけど、彼らは会話もすれば殺人事件の調査もします。でも、パンダならパンダの、ライガー(ライオンとトラの混雑種)ならライガーの、その種族ならではの身体的特性や習性は保持されてるんですね。想像しづらい部分もあったとは言え、その辺に、なんとも変てこな妙味と面白さがありました。
「ツートーン誘拐事件」「キマイラ盗難事件」「アッパーランド暗殺事件」の三話が収められています。
一番印象に残ったのは、真っ白なチンパンジーの大統領〝ボノ〟の暗殺事件、その捜査と謎解きを描いた第三話っすね。犯獣(はんにん)の思いがけない行動に「うっ!」となり、それがその種族ならではのものであると知って、「なるほどねぇ」と腑(ふ)に落ちたんでした。
パンダ探偵〝ナンナン〟の決め台詞(ぜりふ)、「シロクロはっきりつけてやる!」は良かったなあ。ツートーンカラーのパンダにぴったりの台詞だわ。くすりとしちゃった。
それと、なんか【続き】がありそうなラストだったんが気になります。書き下ろしであるこの文庫本が出てから2023年11月現在、三年半が経つんだけど、続編は出ないんやろか。ピューマの〝コンコ〟の登場は、もうないんか‥‥‥。