七つの殺人に関する簡潔な記録
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種別
長編
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あらすじ
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評判
七つの殺人に関する簡潔な記録の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
七つの殺人に関する簡潔な記録の総合評価:
10.00/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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読み始めて、最初は何の話しか判然としませんでしたが、途中で「歌手」という言葉が出てきて、どうやらジャマイカの国際的スターだったボブ・マーリーの事らしい、と気づき、最終的にマーリーが暗殺されるまでを描いた小説だというのが判った(つもりですが)次第です。
こういう音楽ネタの小説でありがちですが、中でヒットした曲や有名な曲やミュージシャンの名前が頻発しますが、知っていた方が楽しめますけど、知らないでもあまり支障なく読めます。
ジャマイカの英雄を扱う事で、ジャマイカの国の問題やジャマイカの人のアイデンティティを探った小説という事ですが、活字が二段組で700ページを超えるボリュームで些か怯みますが、最初から最後まで楽しく読めました。
イギリスでダブやレゲエのプロデューサーだった方のインタビューによると、一時期ジャマイカから大量の移民がイギリスから来て、そういう人が自国で聴いていたレゲエやスカの音楽を持ち込んだそうで、その時親の世代が反発したけど、若い人は学校で一緒に勉強したそうで、そういう若い世代が二十歳くらいでパンクのムーブメントが起こり、レゲエのアーティストと一緒にレイシズム(人種差別思想)反対のイベントをしたりと、レゲエやパンクがイギリスの社会構造を変える為にとっても重要だったそうです。この小説でも音楽がカウンタカルチャーだった頃の息吹が感じられました。
長いけど、怯まず読めば面白い、ジャマイカの国民的英雄の生涯とジャマイカの人のアイデンティティを探った小説。必読。