転落



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初公開日(参考)2019年03月
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長編小説

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転落 (角川文庫)

2019年03月23日 転落 (角川文庫)

32年前、劇団の合宿中に水死した愛理。愛理の母・理津子は、娘の婚約者・相良に疑いの目を向けたものの、確たる証拠はなかった。月日は流れ、理津子は愛理の三十三回忌に、相良を含めた劇団仲間を呼ぶと言い出した。理津子の義理の姪・みどりは、会の準備が進むにつれて不信を覚え始める。13年前に相良家で起きた誘拐事件、柳の木の下に埋まった秘密。理津子は三十三回忌で何を企んでいるのか―。一気読み必至のミステリ。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

あらすじがおかしい。

理津子、78歳。彼女が一生をかけて隠し通そうとした秘密が、消えた公園の柳の木がきっかけで暴かれていく。死んだ娘を見殺しにした男。遺産目当ての甥夫婦。嘘と自己弁護の応酬の末、露になる真実とは?

まずこのあらすじがおかしいです。
これはこの本を全く読んでいない人が書いたのでは?
この本を読んで、まず主人公とも言える話し手は理津子ではありません。
理津子の甥の妻にあたるみどりという女性です。
あらすじでは「遺産目当ての甥夫婦」と書かれている女性ですね。
遺産目当て…確かにみどりが全く理津子の遺産に期待していないかというと、嘘になるかもしれません。
しかしそこには同情の余地があり、みどりとしてみれば、旦那は稼ぎが悪い上に借金もあり、義理の叔母にあたる理津子からは日々辛く当たられている。
少しくらい…と思っても仕方ないのではと。
まあ夫の邦彦に関しては結構だらしない男なので、このあらすじでいいのかもしれませんが。
みどりを「遺産目当て」の一言で印象づけてしまうのは、間違いだと思います。

ストーリーとしては読み易く、まあまあ面白かったです。
個人的に高評価だったのは、ラストが清々しいくらいにハッピーエンドだったこと。
ホラーやミステリーの鉄板ともいえる、「解決したかに見えてまだ序章だった」みたいな展開がありません。
「犯人の異常性や残虐性を表すために動物が殺される描写がある」という、個人的に大嫌いな安直な表現もありません。
被害者とも言えた犬にも、救いの道が残されていました。

【主婦のみどりは、憂鬱だった。義理のおばから「亡くなった娘の三十三回忌に、大学の演劇サークルの仲間を全員呼びなさい」と命令されたからだ。なぜ今更ー。理津子の娘・愛理が亡くなった時、理津子はその仲間を激しく責め立てていたのにー。
仕方なく当時の仲間に連絡をとるみどり。愛理は、みどりの親友だった。そしてかつての仲間と連絡をとる内、愛理の死の真相、理津子達夫婦が犯した罪が明らかになってー。】
みたいな感じですかね。もし私があらすじを書くなら。
転落 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:転落 (角川文庫)より
4041076552



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