無事に返してほしければ
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
無事に返してほしければの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者のファンです。 死んだはずの息子を誘拐したとの電話――とても引き込まれるストーリーです。 …しかし、最後まですっきりしない。 前半最大の伏線も回収されていない。私が理解できなかっただけ…? 前半後半でほぼ別々の話が展開されます。一つの長編ではなく、中編2作という印象でした。登場人物は一部共通です。 自分には少々合いませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初読みの作家さん。 『熊と雛』『月と鼈』『卵と子』『陽と月』の全四章で構成されています。 タイトル通り、誘拐をテーマにした物語。 事の発端は二年以上前に川の事故で死んだはずの長男を誘拐したという一本の電話。 そして警察が待機している自宅から、今度は小学生の長女、亜乃が誘拐されると言ったハチャメチャな展開です。 誘拐事件のリアリティはゼロ、犯人の動機も理解出来ず、共感出来る人物は一人もいませんでした。 222ページなので1つの長編かと思っていたら三章からは登場人物は被れど他の誘拐事件へ。 全く理解不能なまま読了 私には難しかった! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
北上次郎が以前から激推しの書評を書ていたので気になっていた作家・白河三兎。 モノトーンの装画とタイトルに魅かれ、はじめて買いました。 「数年前に水難事故で行方不明となった少年を預かったという不可解な誘拐事件」から物語は始まりますが、最初に提示された枠からどんどんはみ出していきます。 全4話からなる長編ですが、1話ごとに語り手が変わり、前半後半の2話ずつで独立した中編として読むこともできます。 ミステリーを読み込んでいるわけではないですが、なんちゅう作品を書くんだと思いました。 普通の小説なら後日談が最後にあるだろうけど、一旦区切れたところで終わってしまう。このためモヤモヤ感は残るが、キレの良さが勝る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
青春ミステリ!!の傑作である。 誘拐ミステリとしても傑作かどうかについては、未知の人間を何人も脅して、電話役に仕立て上げる所は、小説的リアリティーを欠く。しかし、あるトリックで、科学捜査の完全なウラをかくところは実に新鮮で、やはり誘拐ミステリとしても傑作である。 そして、何よりも、本書は殺人ミステリの傑作である。状況設定、小道具、被害者の心理行動分析等ほぼ完璧である。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|