盤上の向日葵

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初版刊行(参考)
種別
長編
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18
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あらすじ

2020年09月24日 盤上の向日葵(上) (中公文庫)

平成六年、夏。埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一瞬に挑もうとしていた。重厚な人間ドラマを描いた傑作ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

盤上の向日葵の評価:

7.00/10点 レビュー 14件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

盤上の向日葵の総合評価:

7.87/10点 レビュー 225件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(9pt)

面白かったです。

「砂の器」を思い起こした。

わたろう
0BCEGGR4
No.2
(10pt)

盤上の向日葵の感想

「孤狼の血」や佐方シリーズを読んだ時と同じだ。
ジャンルはまるで違うけど重厚で骨太、読み応えのある作品でした。
今何かと注目されている将棋を題材。
時代は現代なのでしょうが、学生時代に観た「麻雀放浪記」の世界観そのままに、主人公上条桂介と東明重慶の関係は、坊や哲と女衒の達に重なり、個人的に読んでいて何とも懐かしい気持ちになりました。
そんな背景だけでなく、評価したいのは構成。
白骨死体に纏わる捜査の話と、異色の経歴を持つ棋士の話が並行して進みますが、その二つの流れが一つに重なっていく過程の描き方が、上手いというか読み手を惹き付けてやまないです。
また、読み手には最初に被疑者だけが明らかにされ、被害者が誰なのかは最後まで隠されます。
被疑者は登場人物の某二名のどちらかに絞られるとは思いますが、遺留品が主人公の宝物初代菊水月作名駒である事から、恐らく彼だろうと想像はつきます。
だが動機、殺した理由だけでなく、宝物を手放してまで、の理由が最後まで分からない。
読みだしたら止まらなくなる作品ですね。

恐らく将棋好きの人から対局シーンについて難癖をつけたレビューをたまに見かけますが、そこじゃないんだけどね。
それを考えると、将棋を余り知らない人の方が面白く読めるかもしれません。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1
(9pt)

盤上の向日葵の感想

テーマについては昨今の将棋ブームにのったというのもあるだろうけど、なかなか読ませる作品です。将棋のことはさっぱりでも、ストーリーの確かさは納得。著者の特徴といえる骨太で丁寧な作風は本作でもしっかり生きている。対局シーンは将棋に疎いものには??でも熱戦ではあるのだろうことはわかります。言ってみれば、そういう読者にもわかりやすいよう配慮が施されている。著者の読者サービス(?)がうかがえる。
桂介を取り巻く人たちのキャラクターは抜群に冴えていると思った。東明なんか特に。
この調子で次回作も期待しています!
ところで、平成6年が舞台なのはなぜ?

本好き!
ZQI5NTBU

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.211
(5pt)

ついに事件の真相に

だんだんと圭介の辿ってきた人生に追いついてくる緊迫感がたまらない。
なんとも悲しい結末。
盤上の向日葵(下) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の向日葵(下) (中公文庫)より
4122069416
No.210
(2pt)

題材が将棋というだけで特に目を引くところのない凡作(ネタバレなし)

上下巻にしては中身が薄かったなという印象です。事件の捜査にあたる警察視点、
事件が起こるまでの過去視点、いずれも終始淡々と進み、過去で語られた内容を
現在で繰り返すだけの場面も多く、退屈な展開の連続で盛り上がりに欠けます。

貴重な将棋の駒と共に埋められていた死体、という発端もあまりに状況が限定さ
れ過ぎていて先が読めてしまうので微妙です。また、物語の中心人物の設定やそ
の設定に反するような動きには疑問符しかなく、感情移入するのが難しいです。

特に下巻の展開は「どういう世界観?」とこぼしてしまうくらい酷いもので、最
後の方は完全に気持ちが離れた状態で読んでいました。文章自体は読みやすくス
トレスはないのですが、その内容が強く記憶に残るような作品ではありません。

将棋小説?警察小説?家族の物語?勝負師の物語?焦点は何処なのか、あるいは
誰なのかが定まらず感動を誘うようなドラマを描けていないのです。将棋が好き
な方なら違う感想になるかもしれませんが、私にとっては面白くない一冊でした。
盤上の向日葵(上) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の向日葵(上) (中公文庫)より
4122069408
No.209
(5pt)

よかった

発送も早く、綺麗でよかったです。
盤上の向日葵(上) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の向日葵(上) (中公文庫)より
4122069408
No.208
(5pt)

完全ネタバレの考察

個人的解釈を中心としたネタバレです。
もし、読む前にレビューをご覧になりたい方は読まない方が良いでしょう。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

最終章で××は新幹線に身投げして自死するという解釈を私はしています。
『歴史的一局で凡ミスして、そのショックで身投げした』という外聞の方が遥かにマシだろう、という判断を××は選ぶと思うからです。少なくとも、『被疑者』になるよりも。

この小説の秀逸な点は、『誰もが救いが無くて、でも誰かを救っている』という事だと思います。
平坦な善悪では割り切ることができない、小説ならではの『問い』を残していることです。

この物語が、ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか。
それすらも私には判別がつきません。

ですが、この小説が『非常に面白い』という事だけは、胸を張って断言できます。
盤上の向日葵(下) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の向日葵(下) (中公文庫)より
4122069416
No.207
(4pt)

面白いけど……

読み応えがあって面白い。
物語の行き着く先が最後まで分からなくて引き込まれた。
非常に高いレベルのミステリー。
ただ、視点がコロコロ変わりすぎて誰が主人公か分からない。
同じ出来事でも視点が変われば物語が変わるし、主人公が不明瞭だと言いたいことも不明瞭になる。。
そのあたりの構成力、文章力に欠けるのが残念。
盤上の向日葵(上) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の向日葵(上) (中公文庫)より
4122069408

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