(短編集)
夜離れ
- サイコサスペンス (54)
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時代背景をすごく感じました。 女性、ってこの頃と違ってガラッと変わったなと。 今の40歳〜50代と30代でかなり変わったと思う。会社での女性の立場も。。 この時代は腰掛けOL.って言葉も普通にあったし 社員の花嫁候補、だとか。。懐かしい。 髪とか、枕香、あたり、ですかね。 | ||||
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40代男、普段はめったに文芸作品を読みません。某所で書評を読んだのが乃南アサを 知り本書を手に取った経緯です。 短編6作すべて良かったです。共通しているのは終盤まで緩やかに進んでいって最後の 最後に訪れる急展開。テーマは人間(この作品では女性ばかり)の狂気・多面性・怖さ です。普段演じている「自分」と潜んでいる「自分」がふとしたきっかけで 切り替わる怖さ。特に普段おとなしくまじめな人が牙を剥く展開はぞっとします。 私の周りにもこんな事件が起きそうで、または自分も起こしそうで恐ろしいです。 とりあえず1編でもいいので乃南アサさんの作品を読んでみることをおすすめします。 私はハマってしまったので短編を中心に他の作品も読む予定です。 一つ注意なのははっきり言って後味が良くない話も多いのでそういうのが嫌な人は お気をつけください。 | ||||
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おもしろい! 女性の怖さを描いてます。 なので魅力的なキャラは出てこないけど、読み物として素晴らしい | ||||
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オーディブルで楽しみました。 この手の、薄幸な女性を、運をつかめない女性を描かせると、乃南アサ先生の筆は、残酷なまでに厳しくなりますね。 こんな小説を、男性が書いたら、やはり石礫が飛んで来ると思います。 そんな、暗いトーンの作品を、吉田 みゆきさんの、明るく淡々としたナレーションが助け、最後まで一気に聴くことができました。 ありがとうございます。 | ||||
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☆『4℃の恋』計算づくで邪魔者を始末し二人の男を利用するナース。 ★『祝辞』だらしのない親友に愛想を尽かし、その幸せを憎むしっかり者のOL。ラストが秀逸。 ★『青い夜の底で』高校時代に一人のアイドルに出会ったばかりにハマってしまい恋人関係を錯覚したストーカー。 ★『髪』ストレートパーマの髪の美しさに絶対の優越感を持つコンプレックスOLの魔の手。 ★『枕香』彼氏が好きすぎて彼氏の心を束縛したがる彼女。 ☆『夜離れ』夜の仕事をしても昼の仕事をしても裏目に出て「こんなはずじゃなかった」と思うホステス。 ☆はハッピーエンド気味。 ★はバッドエンド気味。 全体的に怖い。『夜離れ』はそうでもないけど。 最後の『夜離れ』が特に印象に残ります。 ちょっとバッドエンドっぽくもあるんですけど、立ち直り方が良いんですよね。なので☆。 この主人公の比佐子さん、いくつもの恋愛を経験しているから、最後の真面目風の男のことなんてちょろいと思っているようだけど、 その恋愛経験が裏目に出ている感じもあり、本当の自分を表現できない不器用な感じもあり、何か応援したくなる性格です。 彼女が恋愛に目的意識を持ったり、過程を楽しんでいく姿が面白いです。 | ||||
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