孤独の海
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
孤独の海の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
孤独の海の総合評価:
8.00/10点 レビュー 1件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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マクリーンはほとんど初めてであるこの短編で、以降のスタイルの原型をわずか数ペー ジながら見事に描き切っている。 マクリーンの作品の特色と言うと、自己犠牲という要素が不可欠かもしれない。自らの苦しみをかえりみることなく、あえて苦難に挑むこと事に屈しない男達のドラマである。
そして、マクリーンは常に読者を裏切ろうとする。それは凡百の作家が行う小細工ではなく、堂々たるプロットの転換によって行われる。
なぜこの人物は、こんな事をしたのか?なぜ、こんな状況に至り、こうした結果を出したのか?物語とは、それを知らせる手段に過ぎない。しかし、世の中にはそれを失った物語が あふれている。
「ディリーズ号」は、ヒネりがあるというだけの短編ではない。たった数ページのこの短編にはドラマがあり、人間の生き様が描かれている。老人の苦悩は手に取るようであり、この先の人生や、子供達との関わりを想像するだけで胸が詰まる。
マクリーンは少なくとも最初から「小説で何を語るべきか?」がわかっていたのである。
文章を読み進め、ドラマを知るという面白さを、真の意味で味わわせてくれる短編は、私にとって、この「ディリーズ号」である。