アヒルと鴨のコインロッカー
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初版刊行(参考)
種別
長編
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501回
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あらすじ
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評判
アヒルと鴨のコインロッカーの評価:
6.85/10点 レビュー 26件。 B ランク
アヒルと鴨のコインロッカーの総合評価:
7.66/10点 レビュー 409件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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本屋大賞を始め各種のミステリーランキングに入り、映画化もされた話題の作品。読み始めは「これがミステリー?」と疑問符だらけだが、最後にはきちんと伏線が回収されて納得できるユニークなミステリーである。
大学入学でアパートに引っ越してきた椎名は、最初に出会った隣人・河崎に「一緒に本屋を襲わないか」と誘われる。その目的は、1冊の広辞苑を奪い、隣室の外国人にプレゼントするためだという。優柔不断の塊りのような椎名は結局、河崎とともに書店を襲い、一冊の「広辞林」を奪うことになる。その2年前、同じ街のペットショップに勤める琴美は、同棲中のブータン人・ドルジと一緒に行方不明の黒柴犬を探しているうちに動物虐待犯たちのグループと遭遇し、トラブルに巻き込まれた・・・。
二つの物語が、どうつながっていくのか? その構成の奇抜さは、まさに伊坂幸太郎ワールド。訳の分からないエピソードたちが、1つのミステリーにきちんと収束していくところが恐ろしい。推理を重ねて謎を解くというのではなく、作者の手によって常識的な思考を振り回されるところに快感がある。ある種の不条理な世界である。
本格ミステリーではなく、アップテンポな風俗小説を読みたいという方にオススメする。