陽気なギャングは三つ数えろ

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初版刊行(参考)
種別
長編
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6
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84
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あらすじ

2018年09月12日 陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)

陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、ひょんなことからハイエナ記者火尻を暴漢から救うが、その正体に気づかれてしまう。直後から、ギャングたちの身辺で、当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬ら面々は追いつめられた!必死に火尻の急所を探る四人組だが、やがて絶対絶命のカウントダウンが!(「BOOK」データベースより)

評判

陽気なギャングは三つ数えろの評価:

6.75/10点 レビュー 8件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.75pt

陽気なギャングは三つ数えろの総合評価:

8.49/10点 レビュー 70件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(7pt)

安定して楽しめる、ちょっとブラックなおとぎ話

9年ぶりに登場した、陽気なギャングシリーズの第3作。相変わらず、個性的な登場人物が奇想天外な冒険を繰り返すコメディ・ミステリーである。
久しぶりに銀行強盗を働いた陽気なギャングたちだったが、ひょっとしたことから久遠がトラブルに巻き込まれた。その相手は、下劣で執念深い週刊誌記者・火尻で、しかも久遠が銀行強盗の一員であることを嗅ぎつかれてしまった。火尻から脅迫されることになった陽気なギャングたちは、火尻の執念深さに苦労しながらも、窮地を脱するためにギリギリの奇襲作戦を仕掛けるのだった・・・。
今回は、四人の個性を生かしたストーリー展開というより、悪役・火尻をはじめとする周辺人物のキャラクターが前面に出てきた物語である。他の方のレビューにあるように、オチのつけ方に切れ味がない感じはあるが、安定して楽しめる作品である。
シリーズ作品なので、当然のことながら第1作から順に読むことをオススメする。

iisan
927253Y1
No.1
(7pt)

陽気なギャングは三つ数えろの感想

マンネリ気味になるかと思っていたが、
意外と3作目になって、癖になってきて、より面白かった

mick
M6JVTZ3L

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.62
(5pt)

面白い

おもろいひい
陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)より
4396344511
No.61
(5pt)

面白い

おもろいひい
陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)より
4396210264
No.60
(3pt)

もはやロビンフッド!?痛快な四人組に拍手

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女、の四人組が活躍します。今度は悪徳週刊誌ライターが相手です。衆愚に付け込んで、一面的なゴシップ記事を作成し、対象を打ち叩くライター。

このライターが、ふとしたことから銀行強盗を働くこの四人組に勘づき、揺すってくる。そして反論できずにいるうちに、このライターは4人の身辺調査を行い、ライターの持つ多額の借金を彼らに肩代わりさせようという魂胆。さもなければ、匂わせゴシップ記事で4人の生活(含む家族)を滅茶苦茶にする、と脅します。

・・・
そんな筋書きを読むにつけ、何やら昨今の文春砲であるとか、つばめの党を思い起こしました。

人の不祥事・不芳に徹底的にポジションを張り、人の数パーセント、いや、0コンマ数パーセントをあたかも100%でもあるかのように叩く。

悪事が裁かれるのは当然ですが、一般市民がSNSを駆使して人を批判する。どの面下げて人を批判できるのか、私は疑問に思います。こういうのを私刑(リンチ)というのであって、法治国家というのはこれをなくすために法を制定するのではないか、と思っていました。

もちろん、SNSによって、一般的な資本主義の軛から自由な個人が、これまで報道されなかった不正を暴く風穴をあけたことは否めません。他方で節度のない情報・偽情報があふれ出てきたことは言を俟ちません。

マスコミであっても、飽くまで報道としての暴露は分かりますが、1を100とでもいうような記事を取り扱えば、それは「攻撃」「毀損」「侮辱」でありましょう。難しいのは、読者がこうしたセンセーショナルなものを求めているというのは一理あるわけです。そして、資本主義として顧客が喜んでお金を出すコンテンツを作るという姿勢は、マスメディアであっても同様だということです。

他方で法律でこうした報道を押さえつけると、これはこれで報道の自由を損なうということになる。とどのつまりは、煽るがごとくのゴシップ記事が売れる・アクセスが伸びるというのは、そういう民度ということになります。

さもなくば国営放送が税金で運営し(てかNHKあるしね)、不偏不党の報道を目指す。ただしこの場合、お金の出元である政府機関への忖度は発生する。
なかなか難しいものです。

・・・そういう状況なので、個人単位での最大の防衛は、SNSとかやらない、有名にならない。っなんて。

・・・
ということで、シリーズ第三作でした。

作品のこと、殆ど書いていませんが、安心してください。しっかり面白いです。何も心配せずに買って読めばいいことありますよ。
陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)より
4396344511
No.59
(3pt)

もはやロビンフッド!?痛快な四人組に拍手

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女、の四人組が活躍します。今度は悪徳週刊誌ライターが相手です。衆愚に付け込んで、一面的なゴシップ記事を作成し、対象を打ち叩くライター。

このライターが、ふとしたことから銀行強盗を働くこの四人組に勘づき、揺すってくる。そして反論できずにいるうちに、このライターは4人の身辺調査を行い、ライターの持つ多額の借金を彼らに肩代わりさせようという魂胆。さもなければ、匂わせゴシップ記事で4人の生活(含む家族)を滅茶苦茶にする、と脅します。

・・・
そんな筋書きを読むにつけ、何やら昨今の文春砲であるとか、つばめの党を思い起こしました。

人の不祥事・不芳に徹底的にポジションを張り、人の数パーセント、いや、0コンマ数パーセントをあたかも100%でもあるかのように叩く。

悪事が裁かれるのは当然ですが、一般市民がSNSを駆使して人を批判する。どの面下げて人を批判できるのか、私は疑問に思います。こういうのを私刑(リンチ)というのであって、法治国家というのはこれをなくすために法を制定するのではないか、と思っていました。

もちろん、SNSによって、一般的な資本主義の軛から自由な個人が、これまで報道されなかった不正を暴く風穴をあけたことは否めません。他方で節度のない情報・偽情報があふれ出てきたことは言を俟ちません。

マスコミであっても、飽くまで報道としての暴露は分かりますが、1を100とでもいうような記事を取り扱えば、それは「攻撃」「毀損」「侮辱」でありましょう。難しいのは、読者がこうしたセンセーショナルなものを求めているというのは一理あるわけです。そして、資本主義として顧客が喜んでお金を出すコンテンツを作るという姿勢は、マスメディアであっても同様だということです。

他方で法律でこうした報道を押さえつけると、これはこれで報道の自由を損なうということになる。とどのつまりは、煽るがごとくのゴシップ記事が売れる・アクセスが伸びるというのは、そういう民度ということになります。

さもなくば国営放送が税金で運営し(てかNHKあるしね)、不偏不党の報道を目指す。ただしこの場合、お金の出元である政府機関への忖度は発生する。
なかなか難しいものです。

・・・そういう状況なので、個人単位での最大の防衛は、SNSとかやらない、有名にならない。っなんて。

・・・
ということで、シリーズ第三作でした。

作品のこと、殆ど書いていませんが、安心してください。しっかり面白いです。何も心配せずに買って読めばいいことありますよ。
陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)より
4396210264
No.58
(4pt)

二転三転する展開とコミカルな会話のセンスで、頁をめくる手が止まりませんでした。面白かったです。

シリーズの前作『陽気なギャングの日常と襲撃』(2006年)から九年ぶりとなる第三作品(2015年)ですが、相変わらずのスリリングな展開とユーモラスな会話のセンスで楽しませてくれました。

成瀬(なるせ)をはじめとする銀行強盗四人組を脅(おびや)かすハイエナ記者・火尻(ひじり)。こいつがまあ、とにかくムカつく奴なんすよね。「こいつに天罰が落ちないものか」「早いとこ、ひどい目にあってほしい」途中からは、その思いで頁をめくってました。そんくらい、火尻ってのは胸くそ悪くなる不愉快な奴でした。こいつにどんなことが待っているかは、読んでみてのお楽しみ!ってことで。

あと、ちょいと嬉しくなったのは、著者の『モダンタイムス』(文庫版 2011年)を連想させる台詞があったこと。どことは言えないけど、響野(きょうの)が得意気に言う台詞を聞いて、「あ。それ、『モダンタイムス』文庫版のアレやないか。〝伊坂ワールド〟、思いがけないところで繋がっているんだなあ」思って、なんか嬉しくなってしまいました。

そうそう。成瀬の次の台詞には思わず、「そのとおり!」と、首を縦に振っていました。
《「響野、いいか、話せば分かる、わけじゃない。大事なのは、相手の話を聞くことだ。喋るだけじゃ駄目だ」》祥伝社文庫 p.45
まあ、でも、響野から喋るのを取っちまったら、それはちっとも響野らしくないという気はするけれど。
陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)より
4396344511

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