ロンドン・マッチ
- SIS局員バーナード・サムソン (9)
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スパイ稼業の心理劇を巧みに描いた。冷戦時代のベルリンは、戦争を引きずり、ロンドンは陰謀に満ちていた。すでに失ってしまった都市のディテール。ゆっくりと進むドンデン返し。今こそ芳醇な味わいをどうぞ。翻訳も3部作では一番良かった。 | ||||
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SIS局員のバーナード・サムソンを主人公に置き、 敗戦の面影を色濃く残したベルリンと英国を交錯して繰り広げられる勃興著しい共産国家との熾烈な諜報戦。 東ドイツに取り残されたブラームス4を西側に救出する件から始まり、彼の伴侶が・・・で終わる第1作。 真偽を疑いつつソ連側情報将校をメキシコから英国にエンロールさせる第2作。 本作は1~2作の複雑な遣り取りを継承して更に人物相関が錯綜している。 主人公を始めとした男女の痴情に加え、家族間や縁戚関係内での摩擦。組織内でのパワーバランスと嫌疑。 過去に遡ったそれぞれの関係性は1つの行動や事件が必ず何かと繋がり影響を及ぼす結果を生む。 英国情報部とKGB。騙されているのはどちらでモグラは誰なのか? 丹念なセリフがページの大半を占める為に展開は遅々として進まない。その裏にある真理を想像する読書は楽しいが 「ゲーム、セット、マッチ」を読了しても全て一つ所に収まると言った結びには到らず「フック、ライン、シンカー」へと続く。 | ||||
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最後の作品は、まさにスパイらしい、 相応しいラストを迎えました。 今回はバーナードの仕事仲間が 決定的なピンチを迎えることになります。 その人は、多くの敵を持っていたのですが、 ついぞそれが牙を剥いてしまったのです。 くしくもそれが重なったときは、 バーナードの友人である ベルナーがKGBの手により捕らえられてしまったのです。 最後は「ある人」がいる KGBとの対決となります。 そして、思わぬ条件が出てきます。 人の弱さ、狡猾さ。 いろいろ垣間見られる1冊でありました。 少し冗長なのがつらいところですね。 | ||||
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