スパイ・フック



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初公開日(参考)1990年03月
分類

長編小説

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スパイ・フック (光文社文庫)

1990年03月01日 スパイ・フック (光文社文庫)

英秘密情報局局員バーナード・サムソンは陰鬱な日々を送っていた。3年前、妻フィオーナがモスクワに亡命して以降、局の同僚や友人の目は冷たい…。そして発覚した莫大な公金紛失事件。妻はこの一件にからんでいるのか?警告を無視して、サムソンは真相を探る決心をした。ワシントン、ロンドン、ベルリン…そしてカリフォルニアで…。―ベストセラー3部作『ゲーム/セット/マッチ/』に続く新3部作『フック/ライン/シンカー』第1弾。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(7pt)

冷戦終結後のスパイ小説の模索

1988年に発表された、英国SIS職員バーナード・サムソンシリーズのひとつ。先行した「ベルリン・ゲーム」、「メキシコ・セット」、「ロンドン・マッチ」の三部作に続く「フック、ライン、シンカー」の新展開三部作の第一作である。
基本的には前三部作を踏襲し、妻・フィオーナの裏切り、亡命後のサムソンのやりづらさをベースに、イギリス秘密情報局の陰湿なパワーポリティクスを描いている。
ただ、現実の時代に合わせて話が進行していたシリーズだけに、「ペレストロイカ」、「ベルリンの壁崩壊」などの冷戦構造の終わりという影響を受けてストーリーがどう変化して行くのか。「スパイ小説の危機」ともいわれる時代の新しいスパイ小説のモデルとなり得るのか。そうした視点から三部作全体を注目してみたい。

iisan
927253Y1
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