見えざる檻
- FBI (155)
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FBIのプロファイラーであるマギーは、 これまで現場の捜査官並みに活躍する捜査官であった。 今回は、ドーナツの下に仕込まれたメッセージから事件が発覚。 あっと驚く犯人、そして愕然とする結末… 最後の5ページにさらっと書かれた…そんなぁ〜〜〜!! さて、マギー・オデール・シリーズは、私の中でもかなり「高得点」なんだけど、 そこまで人気がないようで、とってもかなしい。 この出版社だから、ロマンス度が低いのがダメだと思うし、 この出版社だから、ロマンス(言い換えればポルノ並み)だらけだと思われるのかも。 今回も長くても10ページほどで、場面転換し、 語り手が変わる、スピード感のある作品。 前シリーズから3年ぶり? 待ちに待った!と言う感じ。 で、フットワークの軽いマギーは、今回、軟禁状態。 それでも周りでは事件がどんどん進んでいく。 各章ごと、中心となる人物が多いので、マギーの出番が非常に少ない。 (★、マイナスさせていただきます) ニックもちょっとしか出てない。 なんだかマギーとニックの関係は、作者の嫌がらせにしか思えないんだけどな?? 話はコンパクトにまとまり、エマも被害に遭うのかと思い、しこたまドキドキさせられました。 いい作品です。 ラストがこれまた、何かを髣髴させるような… 前作で、ケラー神父はやっぱり…だったそうです、ハイ。 (マギーの回想場面より) | ||||
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3年遅れでようやく日本語版が刊行。早速読破しましたが・・・ 今回は凶悪なウィルスが相手。 アレックス・カーヴァの作品らしく展開はスピーディーで、 一気に最後まで読ませるのは流石!と言いたいところですが、、、、 読み終わった後のこの違和感は何だろう。 少々マンネリ気味というべきか。細部に粗が目立ち、また予想通りの犯人にがっかり。 途中でいかにも怪しいと思わせる人物が出てくるのは、お得意の手法ですが、 それがあまりにも強引すぎて、返って「あぁこの人は違うな」と思ってしまう。 また主役のマギーはともかく、マギーの周囲の人物に関する描写があまりにも少なく その人物像が全く分からない。 あんなにお熱を上げていた相手にも「え?ストーカー扱いですか?」と、マギー自身の 性格も少々ブレ気味。 そもそも「なんでそんなところにそんな凶暴なウィルスがあったのか」は最後まで説明はなし。 冒頭の章がどうやらその理由らしいが、軍の最高研究施設でもそうそうは入手できないものを そんな簡単に入手できるものかね? 犯人の動機もいまいち不明で「え?そんな理由でテロをやっちゃうか?」とハテナマークのオンパレード。 史上最悪のウィルスなのに「そんなに簡単にバイオハザードが収まるのはなぜ?」などなど、 疑問はつきない。 細部の詰めが甘すぎて、今までのシリーズを読破してきた人はちょっと拍子抜けしてしまう。 過去の5作と比べて恋愛に関する描写が少なかったので、その点はよしとするか。 (過去5作は恋愛描写が多すぎ。重大な事件を追ってるときにラブロマンスしてる場合か、と。) 次作も既にアメリカでは刊行されているので、来年夏くらいには日本語訳も出るのだろうか。 本国での本作の売れ行きはあまり芳しい物ではないらしく、次作の出来次第で この作家が今後残れるかどうか、が決まってしまうのではないだろうか。 | ||||
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