薫香のカナピウム

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種別
長編
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あらすじ

2015年02月09日 薫香のカナピウム

赤道直下の熱帯雨林、地上四十メートルの林冠部が〈カナピウム〉と名付けられた未来。豊かなる生態系を誇る樹上には、多彩な生物が集まっていた。生命の坩堝たるこの場所で生きる少女たちは、枝から枝へしなやかに跳ぶ――。やがて〈巡りの者〉と出会った少女たちは恋を知り、ともに森を襲う試練と闘っていく。日本SF大賞を受賞したSF巨編『華竜の宮』で人類滅亡の危機と闘いもがく人々を描き話題を呼んだ著者が初めて紡ぐ、たおやかなる少女のビルドゥングスロマン。(「BOOK」データベースより)

評判

薫香のカナピウムの評価:

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薫香のカナピウムの総合評価:

7.33/10点 レビュー 6件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6
(4pt)

じわじわと世界の種明かしがされていくのが面白い

樹上で暮らす人々の話から始まっても、普通の森の中の民のような感じがしなくて不思議に思っていたら、突如宇宙にまで話が膨らんでいく。主人公の愛琉(あいる)と異なる部族や生物との関りや<巡りの者>の鷹風と所謂夫婦となるような関りもあり、穏やかに物語は進む。そして愛琉が巨人に出会い、世界の真相を知る。身の回りの狭い世界から地球全体、宇宙へと広がる展開が気持ちいい。
薫香のカナピウム (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 薫香のカナピウム (文春文庫)より
4167911388
No.5
(4pt)

じわじわと世界の種明かしがされていくのが面白い

樹上で暮らす人々の話から始まっても、普通の森の中の民のような感じがしなくて不思議に思っていたら、突如宇宙にまで話が膨らんでいく。主人公の愛琉(あいる)と異なる部族や生物との関りや<巡りの者>の鷹風と所謂夫婦となるような関りもあり、穏やかに物語は進む。そして愛琉が巨人に出会い、世界の真相を知る。身の回りの狭い世界から地球全体、宇宙へと広がる展開が気持ちいい。
薫香のカナピウム Amazon書評・レビュー: 薫香のカナピウムより
4163942068
No.4
(4pt)

異色の青春SF小説

森に住む少女・愛琉(アイル)は、軽やかに樹上を駆け、仲間たちと青春を謳歌する。
やがて「巡りの者」が現れ、伴侶を選ぶ季節が巡ってきた。が、彼女の周囲には異様な変化が。
それは世界の在り様を変える大転換の前触れだった。

ユニークな自然描写や様々な生き方の種族が登場するところは、たいへん読みごたえがある。
ヒロインの素直さにも共感できる。
ストーリーの牽引力と予想のつかない展開は大いに評価できるのだが、終盤があまりに唐突な印象を受ける。
自然と共棲する素晴らしい世界には、管理者(オーバーロードと言ったほうがいいか)が存在する。
これは冒頭数ページで明かされるので、書いてもいいだろう。
で、管理者たちの意図が今一つ納得できない。というか、主人公たちの物分かりが良すぎるのだ。
狩猟採集生活をしていた素朴な人がいきなりオーバーテクノロジーに出会ったら、
茫然とするだけで冷静な判断などできないと思うが。

疑問は感じるものの、爽やかな空想青春物語として楽しめた。
薫香のカナピウム Amazon書評・レビュー: 薫香のカナピウムより
4163942068
No.3
(4pt)

異色の青春SF小説

森に住む少女・愛琉(アイル)は、軽やかに樹上を駆け、仲間たちと青春を謳歌する。
やがて「巡りの者」が現れ、伴侶を選ぶ季節が巡ってきた。が、彼女の周囲には異様な変化が。
それは世界の在り様を変える大転換の前触れだった。

ユニークな自然描写や様々な生き方の種族が登場するところは、たいへん読みごたえがある。
ヒロインの素直さにも共感できる。
ストーリーの牽引力と予想のつかない展開は大いに評価できるのだが、終盤があまりに唐突な印象を受ける。
自然と共棲する素晴らしい世界には、管理者(オーバーロードと言ったほうがいいか)が存在する。
これは冒頭数ページで明かされるので、書いてもいいだろう。
で、管理者たちの意図が今一つ納得できない。というか、主人公たちの物分かりが良すぎるのだ。
狩猟採集生活をしていた素朴な人がいきなりオーバーテクノロジーに出会ったら、
茫然とするだけで冷静な判断などできないと思うが。

疑問は感じるものの、爽やかな空想青春物語として楽しめた。
薫香のカナピウム (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 薫香のカナピウム (文春文庫)より
4167911388
No.2
(2pt)

発想、テーマにストーリーが追いつかないと感じました。

熱帯雨林という自然そのものが話のメインテーマの一つになっていると思います。そのこと自体は本書を購入する動機でもありました。ただ、そのメインテーマに芯があまり感じられないうえに、メインテーマに沿ってうまくストーリーが練り上げられているとは感じませんでした。
様々な出来事が次々と主人公たちの身の上に起こるのですが、それらがうまくつながって織物のようにストーリーが出来上がっているとは言えないと思いました。それらの出来事は確かに玉手箱のように読中の私を驚かせましたが、もう少しそれらをうまく構成できた厚みのあるストーリーであればよかったと思います。
薫香のカナピウム Amazon書評・レビュー: 薫香のカナピウムより
4163942068

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