雪の狼
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
雪の狼の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
雪の狼の総合評価:
9.33/10点 レビュー 18件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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上記の発端から、過去に遡り、意外な謀略の事実が露呈し・・・という謀略小説と歴史改変小説が組み合わさった感のある作品でした。
以下でネタバレ解説になりますが、既にレビューを書いている方がバラシているかもしれないので、色々書きこみます。
ソ連時代の要人暗殺が主な筋ですが、この著者の後書きで知ったのですが、その要人の死に方が不審で、今でも色々憶測があるそうで、ミード氏もそこに目をつけて、自由に発想して本書を創作したそうで、今読んでも面白い作品でした。ペレストロイカの時にゴルバチョフという政治家が、色々情報公開したそうですが、この人の死に関しては何もでなかったのですかね。その辺の歴史に詳しい方がいたらご教示願いたいです。
不満を言えば、その要人が超厳密な警戒態勢の中で暮らしていて、暗殺にも高度な技術が要りそうですが、あまり登場して活躍するキャラがあまり訓練などせず送りこまれ、すぐにソ連に気づかれたり、そういう風に幾つか不満もありますが、最後の方に意外な関係が明らかになったり、冒険小説としてもよくできているので、そういう不満も払拭されて読めました。
この作品も買った際は90年代で、今でも版を重ねている模様で、評価が高いみたいで、今まで読まなかった不明を恥じました。すいません。ミードさんは他にも色々書いていて、翻訳されている様なので、これから読もうと思います。
大胆な仮説と、歴史的事実を絡めて読ませる謀略小説と歴史改変小説の要素を持つ作品。必読。
蛇足ですが、342ページ~343にウクライナに関する部分で興味深いところがあるので、少し引用しておきます。
「レーニンがボリシェビィキを使ってあの国を制圧し、そのあとスターリンが五百万人になんなんとするウクライナ人を殺し、あるいはシベリア送りにしたんだ」
「富農戦争のとき、スターリンはウクライナから穀物のすべてを奪い去った。そのために、ウクライナの人々は飢餓に苦しむことになった。ドイツがやったことも確かにひどいが、ソビエトがウクライナにたいしてしたことはもっとひどいんだ」