スパムリコール



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    初公開日(参考)2014年05月
    分類

    長編小説

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    スパムリコール (小学館文庫 つ)

    2014年05月08日 スパムリコール (小学館文庫 つ)

    『ゲノムハザード』と対をなす記憶ミステリ その日のことは忘れない――誕生日を迎える娘・真希が事故に遭って、病院に運びこまれたという知らせが。そのことを境にすべてが一変した。吉祥寺にある病院に娘は入院していなかった。妻・伊都子には連絡さえつかない。もちろん自宅にも妻娘は不在で、飼い犬までも姿を消していた。妻の謎めいた書置き以外は、保管しておいた預金通帳も実印も家の権利書も会社名義の貴重品も見当たらず、さらには二年前に起業した南新宿のオフィスもスタッフも、すべてが消え去っていた。突如として四十二年間の人生と自らの存在が奪われてしまったその日から、麻宮達彦の孤独な闘いが幕を開ける。 娘が通う絵画教室の画家、闇金融の取り立て、高校の制服姿の女、弁護士事務所の旧友、美術商の女、バーテンダーの男……誰ひとりとして信じられず、不鮮明な記憶と知覚崩壊に翻弄されるなか、やがて麻宮達彦本人に妻殺しの容疑がかけられる――。 ノンストップでたたみかけられる謎の果てに、主人公は“日常”を取り戻すことができるのか? 西島秀俊主演で映画化された著作『ゲノムハザード』と対をなす、記憶が崩れた男の闘いをサスペンスフルに描いた、司城志朗氏の傑作ミステリ! 【編集担当からのおすすめ情報】 多くの謎が描かれ、それらが最終章までであっと言わせるかたちで解決されます。謎解き小説として愉しめるばかりでなく、人生や家族やアイデンティティといったテーマも内包された作品です。2001年『存在の果てしなき幻』のタイトルで刊行された作品を、現在の時代背景と照らし合わせて全面改稿、タイトルも新たに、初めての文庫となります。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    違和感のつきまとう話運びに引っ張られる

    序盤は少し不思議で不気味とでもいうのか,話が見えづらく戸惑うこともありますが,
    その違和感のつきまとう話運びと,それらが明かされる様子に早くから引き込まれます.
    また,そこを超えて物語の『軸の部分』が見え始めると,今度は誰が誰,何が本当で嘘と,
    主人公の男性と同様に,周りも先も見えない霧の世界に放り込まれた感覚に落ちていきます.

    ただ,主人公の記憶が混濁しているという設定は,言わば何でもありにもできるため,
    実際に都合の良さを感じる点があるなど,このあたりは評価が分かれるかもしれません.
    このほか,タイトルに絡めた締めの一言の強引さと,そのタイトル自体はピンと来ずで.

    とはいえ,二転三転,最後の最後まで真相の読めない終盤はページを繰る手が止まらず,
    多くの人や運も絡み,重なっていく結末は,驚きとともに何とも言えない興奮を覚えます.
    そして,すべてが収まることはないものの,そこに光を求める最後は力強い余韻を残します.
    スパムリコール (小学館文庫 つ)Amazon書評・レビュー:スパムリコール (小学館文庫 つ)より
    4094060480



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