月見月理解の探偵殺人1



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初公開日(参考)2009年12月
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長編小説

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月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)

2009年12月15日 月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)

「どうしたんだ、暗い顔して。またちゅーでもしてやろうか?」「全部君が原因だよっ!」都築初のクラスに車椅子の少女が現れた。唯我独尊な態度で周囲を圧倒する、その美しい少女の名は月見月理解。彼女は、ネット上のチャット参加型推理ゲーム“探偵殺人ゲーム”の伝説的なプレイヤーにして、大財閥・月見月家の探偵でもあった。「この学校に、人殺しがいる」理解は、初に調査の協力を求めると共に、無視できない、ひとつの勝負を持ちかけてきた!第1回GA文庫大賞・奨励賞、一番の問題作が登場!「ならば今度も俺様を殺してみるがいい。それでは―“探偵殺人ゲーム”を始めよう」。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

月見月理解の探偵殺人1の総合評価:7.75/10点レビュー 16件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

月見月理解の探偵殺人1の感想

1巻完結もののライトノベル系ミステリ。もしくは、ミステリっぽいラノベ。

個性的な表紙絵の探偵役が学園に転校してきて、とある事件の犯人を暴くという。この探偵や主人公など、登場するキャラクター達は何かを隠しており、読者にはそれが何か分からない。この分からない謎のモヤモヤがミステリっぽい雰囲気なのですが、全体的に何かを理論的に推理するような話ではない作品。
「探偵殺人」や「ゲーム」から連想する要素を感じず、タイトルと内容が合っていない気がしました。 本書は人狼系で、嘘や隠し事を直感的に見破るような作品です。

あんまり他作と比較するのも良くないのですが、雰囲気が西尾維新作品で、本作の「れーくん」は「いーちゃん」を連想してしまう読書でした。読者に全てを打ち明けない語り手として巧い存在です。

ライトノベル系のミステリは、異能力が存在する世界の設定か判らないままの読書が辛いですね。何系の本か判断に迷いました。
設定が複雑でしたが、読みやすい文章だったので楽しめました。個性的で綺麗にまとまっていた作品。

▼以下、ネタバレ感想

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.15:
(1pt)

文章に違和感

初版発行が2009年12月。古い作品です。
文章に違和感があり、読み進めることができませんでした。
いくつか抜粋します。

『君たちは、名も無き孤島に漂着し、ツタに覆われた洋館で救助を待つ行きずりの旅人たちだ。
館の中には服も薪も食料もある。しかし、生活感の残るわりに、人気(ひとけ)だけがなかった。
館の地下室に・・・』

穏やかな陽光の差し込む教室のホームルームは、異様な空気を孕んだまま凍りついていた。

ゼロかイチかと問われれば、切り上げでギリギリ都会に属するであろうこの学校においても、復学した生徒を差別視するような風潮はない。
月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)Amazon書評・レビュー:月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)より
4797356715
No.14:
(4pt)

強烈なスター性を持ったヒロインが登場

実際にそういうものがあるのか分かりませんが、カードゲーム的な「探偵殺人ゲーム」にまつわる形で物語が進んでいきます。話によって変わりますが、例えば「探偵殺人ゲーム」で敗北すると実際に殺されてしまう、という感じです。巻頭や本文中に幾度となくルール等の説明がありますが、物語を読む上で、この「探偵殺人ゲーム」は熟練プレイヤーのような知識が必要になります。細かいルールや点数計算などを利用するからです。また推理や理論立てが主になるゲームなので、読解に時間がかかります。少々残念なのは、前後と繋がっていなかったりするように文章がやや粗いことと、「納得させられれば嘘でも良い」というゲームだからか、少し考えれば分かる矛盾点があったりするところです。とは言え「良くこんな細かく考えたな」と感心することの方が多く、この作者さんの才能や熱意を感じます。特筆したいのは、もの凄い強烈なヒロイン理解です。猛毒と言えるほどの毒舌。車椅子を使用し、悪役としか思えない容姿。人の死をも何とも思わない、なんだったら自ら手を汚すのも厭わない性格。天才的な頭脳。物語が進むにつれ、毒の量は減っていきますが、それでも強烈です。しかし、一方で痛快で癖になり、魅力となり、彼女が登場すると「待ってました!」と声をかけたくなります。これが五巻で終っちゃうのか・・と残念に思いますが、ボチっと話が終わってしまうのではなく、しっかり書き切ってくれてますので、その点はご安心を。理解にまた会いたいです。
月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)Amazon書評・レビュー:月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)より
4797356715
No.13:
(3pt)

普通に面白い

一応は推理モノ、なのでしょうか。 本格ミステリというよりはむしろ「嘘」という題材を取り扱うにあたり「謎」を用いているという方が正しい気がします。 探偵要素はオマケの意味合いが強いと思われます 終わらせ方や話の持っていかせ方に多少の不整合性を感じたものの、大筋の流れは気に入りました。 あとメインヒロインのキャラがとても良かったです。 読んだモノの中では珍しい部類に入るタイプの女の子かなー、と 最終巻の五巻まで買いましたが買ってよかったと思っています。 一巻と五巻のために二巻から四巻を挟んだような作品なので、買うなら五冊纏めてをおススメします
月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)Amazon書評・レビュー:月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)より
4797356715
No.12:
(5pt)

久々に好きな作品と出会えました

個人的な感想としては、とても楽しく読むことができました。
キャラクターの個性にも好感がもてましたし、ミステリーですが、話のテンポがよく一気に読めました。

謎解きという面ではあっさりしてる部分が多いですが、"探偵殺人ゲーム"のルール内のことなのでむしろ好感触です。

ミステリーに抵抗ある方でもかなりライトに読めるので是非オススメしたい作品です。
月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)Amazon書評・レビュー:月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)より
4797356715
No.11:
(4pt)

「必要悪」

読みやすく、ストーリーとしても完成度は高いと思います。
細かく複雑な設定というか前提があるものの、登場人物が少ないせいか
頭に入りやすく面白いです。

主人公はどこにでもいそうな「普通」で「自然」な男子高校生
であり、家族仲良く暮らしている筈なのだが一つ「父親の不在」という「事実」、この一点の原因がその跡の影響、そして現状を
明らかな「不自然」で「不条理」な「異常」な事態にさせていることが読んでいくとわかります。

そこに隠されているモノこそ生きていく上で必要な「嘘」であり、実はかけがえのないもでもあるのかもしれません。

読んでみて損はないと思います。
月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)Amazon書評・レビュー:月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)より
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