月見月理解の探偵殺人1
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1巻完結もののライトノベル系ミステリ。もしくは、ミステリっぽいラノベ。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初版発行が2009年12月。古い作品です。 文章に違和感があり、読み進めることができませんでした。 いくつか抜粋します。 『君たちは、名も無き孤島に漂着し、ツタに覆われた洋館で救助を待つ行きずりの旅人たちだ。 館の中には服も薪も食料もある。しかし、生活感の残るわりに、人気(ひとけ)だけがなかった。 館の地下室に・・・』 穏やかな陽光の差し込む教室のホームルームは、異様な空気を孕んだまま凍りついていた。 ゼロかイチかと問われれば、切り上げでギリギリ都会に属するであろうこの学校においても、復学した生徒を差別視するような風潮はない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実際にそういうものがあるのか分かりませんが、カードゲーム的な「探偵殺人ゲーム」にまつわる形で物語が進んでいきます。話によって変わりますが、例えば「探偵殺人ゲーム」で敗北すると実際に殺されてしまう、という感じです。巻頭や本文中に幾度となくルール等の説明がありますが、物語を読む上で、この「探偵殺人ゲーム」は熟練プレイヤーのような知識が必要になります。細かいルールや点数計算などを利用するからです。また推理や理論立てが主になるゲームなので、読解に時間がかかります。少々残念なのは、前後と繋がっていなかったりするように文章がやや粗いことと、「納得させられれば嘘でも良い」というゲームだからか、少し考えれば分かる矛盾点があったりするところです。とは言え「良くこんな細かく考えたな」と感心することの方が多く、この作者さんの才能や熱意を感じます。特筆したいのは、もの凄い強烈なヒロイン理解です。猛毒と言えるほどの毒舌。車椅子を使用し、悪役としか思えない容姿。人の死をも何とも思わない、なんだったら自ら手を汚すのも厭わない性格。天才的な頭脳。物語が進むにつれ、毒の量は減っていきますが、それでも強烈です。しかし、一方で痛快で癖になり、魅力となり、彼女が登場すると「待ってました!」と声をかけたくなります。これが五巻で終っちゃうのか・・と残念に思いますが、ボチっと話が終わってしまうのではなく、しっかり書き切ってくれてますので、その点はご安心を。理解にまた会いたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一応は推理モノ、なのでしょうか。 本格ミステリというよりはむしろ「嘘」という題材を取り扱うにあたり「謎」を用いているという方が正しい気がします。 探偵要素はオマケの意味合いが強いと思われます 終わらせ方や話の持っていかせ方に多少の不整合性を感じたものの、大筋の流れは気に入りました。 あとメインヒロインのキャラがとても良かったです。 読んだモノの中では珍しい部類に入るタイプの女の子かなー、と 最終巻の五巻まで買いましたが買ってよかったと思っています。 一巻と五巻のために二巻から四巻を挟んだような作品なので、買うなら五冊纏めてをおススメします | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的な感想としては、とても楽しく読むことができました。 キャラクターの個性にも好感がもてましたし、ミステリーですが、話のテンポがよく一気に読めました。 謎解きという面ではあっさりしてる部分が多いですが、"探偵殺人ゲーム"のルール内のことなのでむしろ好感触です。 ミステリーに抵抗ある方でもかなりライトに読めるので是非オススメしたい作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすく、ストーリーとしても完成度は高いと思います。 細かく複雑な設定というか前提があるものの、登場人物が少ないせいか 頭に入りやすく面白いです。 主人公はどこにでもいそうな「普通」で「自然」な男子高校生 であり、家族仲良く暮らしている筈なのだが一つ「父親の不在」という「事実」、この一点の原因がその跡の影響、そして現状を 明らかな「不自然」で「不条理」な「異常」な事態にさせていることが読んでいくとわかります。 そこに隠されているモノこそ生きていく上で必要な「嘘」であり、実はかけがえのないもでもあるのかもしれません。 読んでみて損はないと思います。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 15件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|