月見月理解の探偵殺人2
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【完全にネタバレしてるので】 【ご注意ください】 魂を他人に乗り移らせて成り代われる人間なんているわけないだろ←せやな 洗脳することで他人を自分自身に変えられる人間はいるけどな←ほわああ???? もうこの時点でだいぶ困惑する あり得ない度でいえばどっちも大差ないと思うんですけど、違うんか というより、相手に触れることで波長から人物を特定できるとか、集中することで相手の心が読めるとか、そういう異能出まくりな世界ではどっちも充分あり得ると思っていた 魂はファンタジーで洗脳はリアルなんだといわれても……ファンタジーだろどっちもよう 魂というとスピリチュアルな感じがしすぎるかもだけど、意識は脳の波長だからそれを他者に投影し塗り替えることが~みたいな適当なオカルト語れば似たようなもんじゃね?洗脳で乗り移るのと同じじゃね? まあそこらへんは、謎解きですらねえなって感じだけどまあいいかで済むとして 従妹を殺された仇を討とうと犯人を追って、その犯人に洗脳されて犯人自身にされて自殺させられたお姉さんって無茶苦茶可哀想じゃないかな 普通に胸糞悪いんですけれど 作中で微塵の同情も無いのがすごく気にかかる。いや月見月理解とかはそういうのする性格じゃないけど、他の連中は誰か憐れんでもいいんじゃないの? ついでに殺された男二人もまあ普通に被害者のはずなんだけど ほんと作中で話題にされないんですよねこの三人の死 なんというか、本当に設定だけの存在が死んだって感じで。人間が死んだって感じがしない 男二人はまあどうでもよくてもお姉さんがなぁ…… ここをぞんざいにしているのがどうにも納得できないというか ゲームのネタの核がオカルト洗脳システムってのもだいぶどうかと思うんですけど さらには洗脳で他者を自分にできるとなると 「自分とは何か」って問題も出てくるわけでして、作中でほんの数ページほど、鳥になれる猫はもう猫ではない~みたいな話してますけど、そんなあっさり語れるところでなくてこれ今回の話の根幹じゃないの? 元々は妹を、イスカちゃんを守るためにスパイになって洗脳覚えてドッペルゲンガーになったっていうアトリお姉ちゃんも 話だけ聞けばすごく不憫な話なんですけれど アトリを作り続けてもうオリジナルはアトリとは言えず、イスカちゃんにもまたアトリがとか もう何が何やら誰が誰やら何をもってしてアトリはアトリなのか俺は何を言っているのか 善悪なんてくっきりと区別できるものではないですけれど、そこらへんがぼんやりしたままで、悪いのはオリジナルだよね!って気にもならないし……オリジナルはもうアトリじゃないとか言われても、元はただ妹を守ろうとした姉だったわけで一概に断罪する気にならないし…… 主人公の男が、イスカちゃんの中のアトリに「一緒にドッペルゲンガーを倒さない?」とか言ってるとこに全然共感できない 先述の洗脳されてアトリにされたお姉さんだって 助けようともせずにあっさりぶっ殺したのがすごく納得いかない。理解はともかく他の連中、主人公の男やイスカちゃんは少しくらい躊躇しねえの?あっイスカちゃんは気絶してたか。でも男は悩めよ、優しい奴じゃなかったのかてめえは まあ暴力行為禁止の場でお姉さんを完全に抑えとく手段がないってのもわかるし 禁則を破った場合の罰則がブラフだと思っていても、万が一があるから殺すってのもわからなくはないですけど…… それならそれで、そのことを語って、またオカルト洗脳とやらから助ける手段が無いって説明入れて欲しかった なんかほんと、全然キャラに共感できない 何言ってんだこいつら人非人かよとしか思えない、けれど作中描写では別に人非人ではないので余計に困惑する わからなさすぎて言葉にできないけど納得できねえ 1巻がなかなかの名作だっただけになぁ…… てかこの2巻のせいで、たまたまゲームで関わりあったために来てくれたと思ってた理解が、ドッペルゲンガー捜査の一環でもあったということになってしまって…… 理解が、自分で嘘を見抜くことができない人間を求めて来たというのが、いやそういう理由も大きかったんだろうけど「それだけ」じゃなくなったってのがなぁ おまけに主人公の男が、助手する約束までしてた設定も付け足されて 何か1巻のあの、唐突に表れて少しだけ心の重荷を紐解いて去っていった理解の寂寥感とかが台無しというか 完全な偶然はないとか言われても、理解が来た理由は前述のだけでよかったんやないんか…… なんだかなーーー | ||||
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ゲームのルールや展開が複雑すぎて普通のペースで読み進めてたら理解が追いつかないです。 トリックのクオリティ高すぎ。悪い意味でw それでもハラハラ感はあり面白いのだけど、一巻の方が読み物として出来が良い。 | ||||
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表紙につられて一巻から読んだ。 「汝は人狼なりや?」を改変したゲームをする話。一巻よりも二巻のがゲームメイン。 ゲームはややこしくてわかりにくいが、人狼を知っているとよく考えたなァと褒めてあげたくなる。 ただ展開が唐突で急いで書いたのかな? と後半急ピッチになってくるのはまだ作者が新人だからか。 今後の成長に期待。なまあし好きとM男におすすめ。 | ||||
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都築初が所属する放送部に、遥香の友人である星霧交喙(いすか)が入部してくる。無口で無表情で対人アレルギーのイスカが入部した理由は、かつて放送部に所属していた彼女の姉である星霧花鶏(あとり)の痕跡を探すため。そしてアトリは、初の父が自殺した根本原因である産業スパイ事件に関係しているらしい。 再び登場した月見月理解や、放送部部長である上坂京と共に、アトリの足跡をたどっているうちに行きついたのが、ノアズ・アークと呼ばれる、8つの部屋と8つのカードキーを持つ不可思議なシェルター。彼らは、別にアトリを追ってきた4人の男女と共に、そこに監禁されてしまう。制限時間は9時間、それまでに脱出できなければ毒ガスで殺されてしまう。極限状況に追い込まれる中、8人の中に紛れ込んだアトリを探り出し、無事に脱出することが出来るのか? 実の妹とは折り合いが悪い初に対して、仲の良い妹のポジションに落ち着きそうなイスカが、今回の事件のキーパーソンとなっている。彼女も理解と同じように聖痕と名付けられた特殊能力もちであり、その能力およびノアズ・アークの脱出ルールと、それらの隙間で繰り広げられる犯人探しの神経戦が後半のメインだ。 若干、ノアズ・アークの脱出ルールが複雑なのだけれど、読み終わってみると、そのルールと交喙・花鶏の間には象徴的な関係があったような気がするし、彼女の名前にもストーリーの根幹に関係する意味があったように思う。一方で、キリスト教的なネーミングだが、宗教色はない。 イスカが前面で活躍する時間が長かった分、理解の初いじりは控えめだったかな。 | ||||
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一巻が楽しめたので、二巻にも関心があったのですが・・・自分の理解力が足りないのか、冒頭に書かれている<ノアズアーク>の説明がさっぱりだったのでしばらくスルーしてました。今回、時間が空いたので読んでみたのですが、内容としてはちょっと微妙でした。 前半の日常的な部分こそ落ち着いて読めるものの、中盤からの<ノアズアーク>編がなんというか、ゲームルールからしてぱっと見では把握出来なかった上、事件中の描写や犯人?とのやり取りも、とある設定のため日本語が崩壊しており、本来ならあり得ない名詞が続くためとても読みづらい。 また、トリックと謎解きと犯人当てがあってないようなもののため、そういった面での爽快感も感じられなかった。 一応解決編的エピローグもあるものの、驚きよりも爽快感よりも兎に角読みづらい。 キャラの扱いも、正直イマイチ。理解が完全に空気と化していて主人公との絡みがほとんどない。突然現れたかと思ったら、あっさり帰って行くしでまさしく「探偵」。それ以上でもそれ以下でもない。部長も扱いが可哀相というか、設定の深さが中途半端で次巻以降のレギュラーキャラというより、今回限りのゲストキャラのような扱い(今回でいう妹と委員長?ほとんど出番なし)今回はイスカの一人ヒロイン状態。 | ||||
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