死は見る者の目に宿る

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種別
長編
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あらすじ

2008年02月01日 死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)

マンズベリー大学の講堂で、6人の女性の残虐な死体が発見された。6人はいずれもある歌の歌詞どおりの方法で殺されていた。警察が捕らえた男から自白を引き出した検事補ライリーは有罪判決を勝ち取り、男は処刑された。しかし、16年後そっくりな殺人が起きる。誤審か?あるいは模倣犯か?弁護士となったライリーは再び事件の渦中へと入り込んでいく…。従来のシリアル・キラーものとは一線を画すMWA賞作家、会心の一作。(「BOOK」データベースより)

評判

死は見る者の目に宿るの評価:

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死は見る者の目に宿るの総合評価:

7.33/10点 レビュー 3件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3
(4pt)

最後まで飽きません

ある歌詞を元にした、6人の死者を出した猟奇殺人から、16年。
同じ歌詞の2番目から始まった連続殺人。

16年前、検事として犯人を死刑に送り込んだライリー。
今は、敏腕弁護士として成功を収めた彼の苦悩の始まりであった。

過去の事件の人物達と、彼を取り巻く人たちが
複雑に絡み合って行くストーリーです。

過去の殺人は無罪だったのか?
ただの模倣反なのか?

このあたりは、よくあるパターンですが、伏線的な部分が
あちらこちらに見え隠れしていて、最後まで読んだ後に
「あー、そうだったんだ」と、スッキリしました。

話も複雑に絡まっているように見えて、元を正せば
凄く単純なことだったのも。

精神的な病というものの怖さは、充分に伝わり
とても面白く、そして怖かった。
この作者のほかの作品も、読みたいと思わせてくれました。

唯、一つ。
登場人物の名前が、似ていて…。
ライリー(主人公)と、
ライトナー(刑事)とか
キャシー・ベントリー(主なる被害者)と、
キャロリン・ペンドリー(キャスター)とか…。
日本語のカタカナになると、字体が似ているので
慣れるまでは、え?どっちだっけ?と、手が止まり、読みにくかったです。
死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)より
4270101601
No.2
(3pt)

技巧を尽くし、数々の謎に満ちた緊迫感あふれるミステリー

’89年6月、地方の伝統あるマンズベリー美術大学の講堂の地下室で6体の女性の惨殺死体が発見された。犯人はその日のうちに逮捕される。彼はある歌の歌詞どおりに犯行を重ねていた。有罪となった彼は’97年に処刑される。

しかし、事件から16年経った’05年6月に、当時とそっくりな連続殺人が起こる。今度は2番の歌詞どおりの犯行だ。模倣犯の仕業か、それとも前の事件の犯人は無実で真犯人は別にいたのか、それなら誰が何のために長い年月を隔てて殺人を再開したのか。当時の事件に携わった検事補で、いまは弁護士に転身して成功を収めているライリーは悩む。

事件の真相は最初の事件の6番目の被害者の身辺にあるとにらんだライリーは、再び事件の渦中へと入り込んでゆく。ところが彼女にまつわる意外な事実が明らかになるにつれ、真相に近づくどころか謎は深まるばかりで、最後まで落ち着く先は見えない。

物語は、ライリーを中心に、今度の事件の捜査官マクダーモット、そして容疑者レオと、それぞれの抱える問題や葛藤を絡ませながら、一人称、三人称を交えた視点で、時には過去へとさかのぼりながら、短い章立てでテンポよくサスペンスフルに進んでゆく。

本書は、センセーショナルな猟奇事件に加え、数々の謎、そして登場人物たちの人間ドラマと、盛りだくさんの内容を含んだ、緊迫感あふれるミステリーである。
死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)より
4270101601
No.1
(4pt)

法の裁きと償い

大学の講堂内でそれぞれ異なる方法で殺害された6人の女性の遺体が発見された。その中に資産家ハーランド・ベントリーの娘キャシーが含まれていた。郡検察局検事補のポールと刑事ライトナーは当日のうちに容疑者を逮捕。容疑者の自宅から凶器等を押収した。8年後、容疑者の死刑執行。事件から16年後、ハーランドの弁護士として活躍していたポールは新たな連続殺人に巻き込まれていく。
ストーリーとしては前半にマンズベリー殺人事件、その後は弁護士ポール、刑事マクダーモット、容疑者レオの視点から進んでいく。やがて浮上する疑惑と新事実、何故キャシーは殺されたのか?ポールを巻き込むレオの目的とは?
総合的には面白かった。主要登場人物達が抱える問題や葛藤があり、哀愁漂うラストも良かった。ただ、ハッピーエンド派には納得いかないかも。
死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)より
4270101601

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