公爵家の相続人



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    初公開日(参考)2006年09月
    分類

    長編小説

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    公爵家の相続人 (シャーロック・ホームズの愛弟子) (集英社文庫)

    2006年09月20日 公爵家の相続人 (シャーロック・ホームズの愛弟子) (集英社文庫)

    ホームズとメアリは自宅に思いがけない客を迎えた。前作『エルサレムへの道』のパレスチナで、二人に協力して密偵として活躍したアリーだ。実は彼はイギリスの貴族で、同じ密偵だった一族のマフムードことマーシュ卿の苦境を助けてほしいと言う。二人はさっそくマーシュ卿の住むジャスティス・ホールを訪ねる。年代を経た壮麗な屋敷で、マーシュ卿は兄のボーヴィル公爵家の悲劇を語りだした…。殺人?陰謀?名門貴族の館を揺るがす悲劇。ホームズとメアリの捜査が暴いた真実は。 (「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (4pt)

    正統派ホームズ物の傑作シリーズ!

    シャーロキアンとまではいかないが、ホームズ物は大好きな(つまり、典型的日本人の)私の、
    お気に入りのシリーズだ。
     今回はメインの舞台はイギリスだが、第一次大戦直後の設定なのでヨーロッパ大陸、そしてカナダまで
    ホームズの命を受けて、妻でありパートナーであり助手であるラッセルが飛び回る。
     謎解きはともかく大戦時の社会の混乱と、軍隊でさえも規律が混乱した時代背景を、直接的なことばを
    使わずに描き出している。
     今回はホームズとメアリの掛け合いがあまり見られず、推理の展開の描写も少ない。
     戦場裁判における理不尽な処刑という、古今未曾有の大戦における世界中がパニックに陥っていた
    (と思われる)時代背景の中で行われた非人道的な行為について語られるこのストーリーがやや重い
    テーマであるが故に、ホームズとメアリの自由な思索の展開は抑えているのだろうか。
     雲低く垂れ込める冬のバークシャーという舞台も相俟って、更に重くテーマが覆いかぶさってくる。
     珍しく硝煙の臭いが立ち込める物語。
    公爵家の相続人 (シャーロック・ホームズの愛弟子) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:公爵家の相続人 (シャーロック・ホームズの愛弟子) (集英社文庫)より
    4087605140
    No.1:
    (4pt)

    楽しみどころ満載です

    一言でまとめるなら、公爵家の跡継ぎを巡る陰謀。

     第一次世界大戦中のイギリス軍では、裁判もろくに行わず反逆罪や逃亡罪で兵士を見せしめのため処刑していた時期があるという事実を元に、がっちりと組み立てられたミステリーです。公爵家の邸宅ジャスティス・ホールの由来、古い邸宅にお約束の隠し通路に隠し部屋。昔ながらの召使いに、華やかなパーティ。戦争の長い影…。惜しげもなくちりばめられたディティールが長編を飽きさせません。マフムード(マーシュ)の出自による新しい人間関係も盛りだくさん。当然怪しげな人物もいっぱいです。中でもマーシュの幼なじみアイリスの存在はローリー・キングの面目躍如です。アイリスは今後またどこかでメアリたちと関わりを持ちそうな予感がします。また、殺された公爵家の跡継ぎの人となりが明らかになるにつれ、戦争の理不尽と、殺人に手を貸した人物への怒りが沸々とわき上がってきます。

     ★4つなのは、いつも楽しみにしているメアリとホームズとの丁々発止なやりとりが少なかったからです。舞台がイギリス、フランス、カナダとめまぐるしく展開し、メアリとホームズが一緒に居られる時間が少なかったためと、準主役のメンバーが多かったからなのでしょう。内容的には★5つの価値充分と考えます。
    公爵家の相続人 (シャーロック・ホームズの愛弟子) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:公爵家の相続人 (シャーロック・ホームズの愛弟子) (集英社文庫)より
    4087605140



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